昨日のスクショ画像にあるこちらの本
チェンマイで使いたくて買ったのだけど、持って行くのはいつになることやら。チェンマイ生活ではオットの仕事が順調ならばヨリミチには時間が余るほどあり、オットが留守の間にはパンや菓子を作ることが多い。
近年はチェンマイでも日本と変わらない洋菓子が出回るようになったが、少し前まではケーキはバタークリームがほとんど。
やはり基本的に暑いので、生クリームは形状を保っていられないしカスタードクリームは腐敗が早いしデコレーションには向かないので見た目重視の菓子を作るとなるとバタークリーム一択だったのだろう。
今ではエアコンのきいた室内で製造し、カフェも冷房をキンキンにきかせるので生クリームの出番が増えたのだろうけど、やはり個人が家庭でクリームを使ったケーキを作ろうとするとまだバタークリームのほうが安全。
というわけで、バタークリームを扱ってみようと思ってこの本を買ってみたのだけど、チェンマイに行く予定が立たないものだから実は本をじっくり読んでいない。
実家滞在中に練習すれば?という意見もあるだろうけど、老親とヨリミチだけの世帯だとドーンと洋菓子を出したりすれば健康問題が発生しそうでなかなか・・・。
チェンマイでもオットとヨリミチの世帯なので口は2つしかないのだけど、あちらだとご近所さんやお姉さんに分けることができる。
しかもありがたいことに(?)失敗作はお姉さんが『犬にあげるから引き取るわよ』と言ってくれるし。
なのでチェンマイでの製菓はわりとお気楽。
でもなるべく失敗や無駄がないように、ラング・ド・シャを作って卵黄が余ったらレモンクリーム(というか、あちらには西洋レモンがないのでタイのレモンと言われるマナオを使うのだけど)を作ったり、卵をグラムで計って使うケーキを焼く場合は卵を1個とか2個使い切れるように他の材料の量を調節したり。
日本で発行されたレシピは『日本で調理すること』が前提となっているのでタイで全てをそのとおりに実行するのは難しいのだけど、工夫すれば案外どうにかなるというものもある。