チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

胃と心が安らぎをおぼえた食事 - 回顧録

3年前の6月から7月、チェンマイに滞在していたのだけど体調が思わしくなく(後から考えれば熱中症だったのだと思う)、食べることへの意欲がなくなっていた。
取り敢えず朝イチの牛乳入りコーヒーは飲むのだけど、いわゆる『食事』は欲しなかった。
食べれば食べられるのだけど、少し時間が経つと身体が辛くなるような感じ。ヨリミチ的野性の勘(?)では胃は問題ないのだけど腸が労働拒否をしているのでは?と思った。
こういうことも含めて後になってから『熱中症だったのかな?』と自己判断したわけなのだけど。

朝のコーヒーは飲めるし、体力という面ではすぐに動けなくなるほど体が弱っていたわけでもないのでひとまず肉や油を避け、お粥や春雨スープのようなものを1日1回だけ食べることにしてしばらく過ごした。
オットは熱中症というものを理解できないので一緒に食事に出掛けても私がしっかり食べないことにイライラしていたが。
でも私は私で自分の身体の声を聞き、無理して重めのものを食べずに汁気のあるものを選んで1日1食のような生活を半月くらい続けた。
でも豆乳屋台の具材入り豆乳や豆腐入りの生姜ジュース(→後日記事にする予定)や果物、乳製品は食べたいと思ったときに食べるようにしていた。

それで少し体調が戻ってきたときに何か用事があったのか出掛けたい気分だったのか、理由は忘れたけれど市内に出掛けることになり、お気に入りの喫茶店に立ち寄ることにした。

ラミン・ティーハウス

Raming Tea House Siam Celadon
ระมิงค์ทีเฮาส์ สยามศิลาดล

  1. 66 53 234 518

https://maps.app.goo.gl/42eCehF7Y2pkDoKN8

ここはドアや窓を解放して空気をまわして室内の温度が上がらないようにしているので私には心地よい場所。
それまでにもたびたびお店を訪れてランチセットなどをいただいたことがあるのでメニューの内容や料金も想像がつくし、体調が本調子ではないときに初めてのお店に行くのはストレスを感じることになるので、ある意味安全パイのようなこのカフェに入った。

ところがなぜかメニューは初めてのものを頼んでしまい、このへんがまだ体調が本調子ではないが故のヘンな行動だったかもしれない。
で、何をオーダーしたのかというと、ハンバーガーのセット。野菜とポテトと飲み物付き。

体調不良からの回復途上でハンバーガーのセットって・・・と思ったのだけど、頼んでしまったものは仕方ない。

↓これは後日オットと行ったときの画像

ところがところが、バンズは温かくてフワフワ柔らかく、はさんである具材もやさしい味付け。
ファストフード店ハンバーガーとは異質なもので、それがタイ人向けなのか観光客向けなのかわからなかったけれど、弱った私の消化器にもやさしい食事だった。

その味に感動した私は後日オットと何度か通って食事をすることになるのだけど。


↑ミントティーは生の葉が入っている。お湯の注ぎ足しも可能。


お店はコロニアル様式の建築物で・・・と言っても、お店を目指してそちら側の歩道を歩いていると建物の全容は見ることができない。なので外観を見るには通り(ターペー通り ถนนท่าแพ)の反対側の歩道に行く必要がある。
いちど、ものすごいやり方で工事をしているところに出くわして建て物全体が写るように画像を撮ったのだけど、それは消してしまったらしい。


店内は独特の装飾で、『ここってチェンマイ?』という感じ。しかしターペー通りには他にもこのような建築物(レストランなどになっている)があるので、気になる建て物に入ってみるのも良いかも。

ラミン・ティーハウスはセラドン焼き(陶器)の直営店でもあるので1階でそういう買い物もできるし(しかし品数は限られている)、2階はコットン製品などの展示や販売をしているので、店内の階段で上がって行けば見ることができる。
茶店はセラドン焼きコーナーの奥で、更に進むと中庭になる。

中庭もなかなか良い雰囲気なのだけど、私はお店の中が気に入っているのでそちらのテーブルを利用したことはない。けど、評判は良さげ。

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