ちょうど2年くらい前に初めて食べた料理、ゲーングラダーン(แก๋งกระด้าง)。
↓チェンマイの友達が最近作ったもの
これは季節限定で、寒くなる日の朝にしか売っていない。
今は冷蔵庫があるのでバンコクやタイ南部でも作れることは作れるだろうけど、屋台で売るとしたら気温で形が崩れてしまうから難しいかもしれない。
チェンマイでも朝にしか売っていないし、しかも売れ残ったら始末が面倒なせいか、大量に作るものでもないらしいので必ず買えるものでもない。
オットはこれが好きで、朝早くに出掛けるときはバイクに乗りながら屋台を見付けると横目でチェックしているよう。
私の中では煮こごりというのは鶏肉の煮物の鍋や皿に翌日になると存在しているもの、というくらいの『残り物』のような位置付けなのだけど、オットにとってはご馳走。
もしかしたらタイ人が霜や雪を見て喜ぶのと同じレベルで心が踊る食べ物なのかもしれない。
ただ、オットが言うにはゲーングラダーンは豚肉から作るのだそうで、確かにムーピンのお店でしか見たことがない。
ガイヤーンのお店でも煮こごりを作ったらどうなんだろう?