チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

何度目の四十肩か

40歳を過ぎたあるとき、何の前兆もなく突然片方の肩が痛くなった。
これが四十肩ってヤツか?と思いながら痛みと共に何週間か過ごすことになった。だけど怪我とは痛みの種類が違ったし、しかも『治ってきている感覚』というのが分かりづらかったので気持ち悪かったのだけど、私の場合は治ってしまえば違和感が残ったりすることはなかった。
それが一般的な四十肩の状態なのかどうなのかはわからないけれど、自分の感覚としては『医者に行く種類の物ではない』という痛みだった。

もともと私の体の関節は全体的に弛いようで、大きな関節だと脱力するとかなり弛くなり、あるときは接骨院の先生が怪我かと勘違いしたほど。(実際は『力を抜いて下さい』と言われたから脱力しただけ。)

関節は弛いけれど筋肉がしっかりしているのか脱臼はしたことがないし、あるときは1週間くらい膝の違和感があったのだけど、自転車をこいでいるときにポキッと言ったと思ったらすっかり治ってしまった。

私自身の四十肩(と自分で思っているもの)はその膝の状態と似ているところがあって、関節がポキポキッと鳴るとそれが(痛みの)終了間近の合図だった。

初めての四十肩から何年かが経過し(今は五十肩という呼称のほうが相応しいのだけど)、四十肩というのは癖になるわけではないけれど回数無制限で不定期に起こり、もう何度経験したことやら。おかげで『ちょっと危ないかも』という前兆のようなものも解るようになり、その感覚はだいたい正解。

ところが先月の『ちょっと危ないかも』の期間は妙に長くて不気味だった。もしかして、このまま痛み(っぽいもの)は引いていくのかな?と期待したのだけどそうは問屋が卸さず、あるときからガツンとした痛みに変わった。そして年齢のせいなのか単に運が悪かったのか、痛みが引かないままで今に至っていて、2~3日前は『もしかしてこれは病院に行くレベルなの?』という思いが頭をよぎった。
寝ていても起きていても左肩が痛いし、起きている間は腕の重さが痛みを助長するようで、違った痛みも出てくる。お風呂で体を洗うときは、右腕は肘から先しか洗えない。右肩のあたりを洗うには、そのへんに左手をそーっと当てて、右手で左肘をサポートしないと左腕を動かせない。
そんな不便な日々を送っていたし、ついに病院に行くほうが良いのかなぁ、なんて弱気に(?)なったら突然左肩の関節がポキポキッと鳴り、なんだか復調路線に入ったもよう。

一時期は左腕の可動域がとても狭くなってまさに『腕を動かせません』という状態だったのだけど、どうやら待っていれば元に戻りそう。

四十肩(と思われるもの)の回数はベテランの域に入ったようで毎回成り行き任せで回復しているけれど、これは関節が弛いから自力で元に戻っているのか、それとも関節が弛いから痛みが出やすいのか・・・。
両極端すぎてよくわからない。

こんなに何度も繰り返したら更に年齢を重ねたときにどうなるかわからないし、この本買っておいて良かった~。
↓(チェンマイではもう手に入らないかもしれない)

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