チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

肉の値上がりが激しすぎて

タイではコロナ禍となってからさまざまな物の値上がりがあり、鶏卵は短期間で倍くらいの値段が付いたことがあった。
ロックダウンなどもあって人々の収入が下がる時期だったこともあり、さすがにこれでは国民の生活が成り立たないということで、目に余る値上げは政府からの指導が入ったりしてなんとなく物価が安定した頃に豚肉の値段が上がり始めた。
最初は豚肉だけだったので一般家庭では使う肉の量を少し減らすとか他の肉を使う料理を増やすとかして工面していたのだけど、そのうちになぜか肉全般がじわじわと値上がりして今ではどの肉を買うにしても結局高い、ということになっている。

オットは肉を買って調理することはないので日々の買い物では影響はないのだけど、屋台などで食事をするときに肉が入っているメニューは値上がりしていたり、値段はそのままでも肉が小さ~く刻まれていたり。
最初は豚肉が入っているカオパット(炒飯)に変化があったのだけど、今ではカオマンガイ(蒸し鶏をのせたごはん)の肉も少なくなってしまって外食がつまらなくなってきたと言っていた。
↓(カオマンガイ)
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このお店で食べるとき、オットはごはんと肉を別盛りにして、ごはんはおかわりの分も先に出してもらう。

近所の雑貨屋も半年くらい前から惣菜の肉の分量がだんだん減ってきて、ついに今月『材料の値上げのために満足のいく料理を提供できなくなったので惣菜の販売は休止します』という白旗状態に。
↓(雑貨屋のカオマンガイをテイクアウト)
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まあ、この雑貨屋は惣菜がメインの店ではなかったし、先月は夫婦揃ってコロナに感染したことの保険金がまるまる入って来ているので贅沢をしなければ来年いっぱいまで無収入でも生活できるはず。それにご主人には本業があるので雑貨屋を閉めたとしても収入が断たれるわけではない。
むしろここの惣菜が販売休止となると困るのは近所の住民で、オットも『どうしよう・・・』と言っている。
雑貨屋の店主の女性は『肉の値段が下がってきたら惣菜の販売を再開します』と言っているのだけど、果たしていつになることやら。

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