カトリック信者のオットにとって、今日は大事な日、イースターだった。
しかしそれに気が付いたのは10日くらい前。しかも私が『今年のイースターはいつですか?』と聞いたから。
私は無宗教だけれど、新卒で入った会社はイースターの時期を気にしつつ業務を進める必要があったし(←日本人がゴールデンウィークや年末年始のカレンダーを気にするのと同じレベルで)、タイ人のオットはまさかのクリスチャンだったので、いくら私が無宗教だと言ってもなんとなーく付かず離れずのような距離感の気(?)を感じている。
私に直接関係ないとしてもキリスト教の行事についてユル～く気に留めておくほうが物事がうまくまわるので、クリスマスとイースターはオットの行動を尊重しようと思っている。
それなのにオットからは『あれ・・・?いつだっけ。毎年〇〇(←何やらの記念日のようなもの)から〇日後がイースターだけど・・・』というコメントが返ってきた。
私は『〇〇の日』というのは初耳で、そういう日があるというのも知らなかった。クリスチャン若しくはタイのクリスチャンにはその『〇〇の日』のほうが重要なのか、その話をしながらオットは教会のホームページでカレンダーを調べたのだけど、その時点ではイースターの日のことについては発表されておらず、だけど年間行事として『〇〇の日』というのは記載があった。
私も同時に Google で検索したら、今年のイースターは4月17日だということが判った。オットの言っていた『〇〇の日の〇日後』というのと合致する。
ほどなく教会のホームページではイースターのスケジュールが発表され、オットは朝6時半のミサに行くと言っていた。
そして今日。
6時半のミサに参加するには家を6時前に出なければならない。
コロナ禍以前は『(日々の疲労が抜けないから)やっぱり行かないことにした』ということもあったので今日もどうなるかな、と思ったのだけど、一応現地の5時半過ぎに LINE メッセージを送ってみた。すると『もう出掛けます』という状態だった。
それならこちらも状況が分かったので数時間は電話やメッセージを控えなければならない。ミサの間はスマホの電源を切るように案内があるし、間違ってオフになっていなかったとしても私からの着信音で迷惑を掛けるわけにはいかない。
で、ミサが終わってから聖水とイースターエッグを貰うので、オットからその画像が届いた。
イースターエッグは毎年かわいいパッケージに入っていたりシールでデコレーションしてあったりするのだけど、今年はこんな感じだった。
教会はコロナ禍前から財政難だったのだけど、こうやってラッピングまでしてくれるなんて信者じゃなくても頭が下がる思い。
そしてオットはいつもの(と言っても行く頻度は下がってしまったが)カオマンガイ屋に立ち寄って帰宅。
タイは旧正月の催しもあったし、クリスチャンにはイースターもあったし、賑かな何日間かが終わって明日からはまた静かな日々に戻るのかな。
