チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

季節のフルーツ มะยงชิด

先日オットは遠出をした帰りにマヨーングチット(มะยงชิด)という果物を買ってきた。
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私も以前食べたことがあり、確かオットの姉やいとこと旅行をしたときにタイ中部の県で食べた。
日本人の感覚で見たタイは南国で、いつでも熱帯のフルーツが実っているパラダイスのような感じかもしれない。実際私もそういうイメージがあった。
たしかにバナナだのマンゴーだのは1年中あるにはあるのだけど、それでも『この時期がいいよ』というのがある。
それに雨季と乾季があるのでそれぞれに採れる果物が違う。
そしてタイも南北に長い国なので、土地によっての産物がある。

マヨーングチットはチェンマイではほとんど採れないようで、他県に出掛けたときに買うか、今は通販で取り寄せたりする。スーパーマーケットなどにも売っていることもあるが、やはりお高めなので手が出ない。チェンマイ庶民の生活では『食べたいな』と思って買う果物というよりは、お祝いやお見舞いに持って行くような位置付けかもしれない。
オットはたまたま先日の行き先がマヨーングチットの採れる地域だったので、通りがかりの市場で枝付きの物を買った。
実の大きさや形は枇杷のような感じで、味は桃とマンゴーの中間のような甘い果物。皮は剥いてもよいし剥かないで噛ってもよいくらいのもの。もちろん(?!)オットはそのまま食べる派。
冷蔵庫で冷やして食べると美味しいらしいが、常温でもOK。まさに桃のような存在。

オットがマヨーングチットを買った翌日、なんとご近所さんからもマヨーングチットをいただくことに。
それは『父を病院に連れて行ってくれてありがとうございました』というお礼の品だった。
https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2022/02/21/183206
↑(高級病院に足を踏み入れた話)
先日、高級な病院に行くのに車の運転を手伝ったら高級なフルーツのお返しをされた、というわけ。

オットが買ったのは枝付きだったけれど、お礼の品のほうは果実のひとつひとつを個包装してある高級品で、病院にかかった男性の娘(バンコク近郊に住んでいる)から『〇〇さん(←オットの名)に渡して下さい』とご実家に宅配便で送られてきたとのこと。
きっと日本でいうところの千疋屋とか新宿高野のようなお店の品物のようで、オットも個包装してある物を初めて見たと言っていた。

それでオットは食べ比べを・・・。

自分が買ってきた物をひとつ、いただいた物をひとつ、買ってきた物をひとつ、いただいた物をひとつ・・・。

結局、味はどちらも甘くて両方『当たり』だったとのこと。
ただ高級品のほうは少し小さかったので、早めに収穫して追熟させて、食べ頃のを発送しているのかな、という感じ。


それにしても、このご近所の男性を病院に連れて行ったときはカイパロ、そして連れて行ったお礼にとマヨーングチットをいただいたわけだけど、どちらもオットが直前に買った物だったという偶然。
オットはどこかで監視されているのか?!
でもマヨーングチットはオットが買ったほうが後だったはずだから、それはないか。

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