チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

結局、落ち着くところは黄色

もう3年も前のことになるのだけど、その年はチェンマイでジャム作りにハマった。
たまたまタイではパイナップルが採れすぎた年で、場所によっては小玉の種類のパイナップルを1玉1バーツで売るところもあったのだとか。

私は自分でも気が付かなかったのだけどかなりパイナップルが好きだったようで、タイで初めて食べたときにスイッチが入ってしまって、タイではこれでもかというくらい食べている。
日本で口にするパイナップルはどうしても繊維質のところがチクチクして、大量に食べると翌日も口の中が痛かったりするのだけど、タイで食べるパイナップルは食べ頃に近くなってから収穫するせいか繊維質の部分も軟らかくなっていていくらでも食べられる。
過去の私は『チクチクするのが嫌だからそうなる前にやめよう』という食べ方をしていたのだけど、タイではその必要がないので際限なく食べてしまう。

で、それよりもだいぶ前にイチゴのジャムを作ったらオットが非常に喜んでジャムを食べたので、パイナップルがそこらじゅうに溢れているときにパイナップルでもジャムを作ることにした。
日本で『パイナップルでジャムを作ろう!』なんて思ったらお金はかかるしスジは残るし、で1回作ったら心が萎えてしまうかもしれない。
それがタイでは笑っちゃうぐらい安くパイナップルを買えるし市場だったらその場で切ってくれるし、熟れ具合もいろいろあるので『今日食べます』と言って買えば最高に熟れた物を出してくれたりするので簡単にジャムを作れる。

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パイナップルの芯には何やら良い成分があるらしいので一緒に加熱してみた

それでその年はいろいろなフルーツでジャムを作って、何度かリンゴでも作った。
私がチェンマイにいるときは時間は余るほどあるのでちょっと手のこんだ『赤い色のリンゴジャム』にしてみた。
これは皮と実に分けて先に皮を煮て色を出しておき、その赤色のジュースを使って果肉を煮るというもの。
そうすると透き通った赤になり、見た目はとてもお上品なジャムになる。
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こうなると優雅な朝食とかティータイムというものを体験したくなるのだけど、残念ながらそこには行き着かず、いつものトーストにジャム、のようなパターンが常。
オットはトーストにジャムを山盛りにするのでお上品なジャムも1瓶が数回の朝食で終了してしまう。
実は私もリンゴだったらジャム山盛りで食べたいので、次からは皮の色を移さない黄色いジャムにしよう・・・と思っていたところでチェンマイから日本に戻ってきてしまった。


今はなぜか母がリンゴジャムにハマっていて、ときどき安くなっているリンゴを買ってきてはせっせと大鍋で煮ている。
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なので私の朝食はこんな感じに。

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タイではリンゴが安くなることはまずないのだけど、そもそもジャムが高いので、高いリンゴジャムを買うことを考えればリンゴを買って自分でジャムにしてしまえば心置きなく食べられる。
で、作る手間を考えると赤いジャムだとちびちび食べたくなってしまうので、モリモリ食べられる黄色いジャムを・・・。
自分の生活にもお上品な赤いジャムよりは庶民的な黄色いジャムのほうが合っているような気がするので、やっぱり次は黄色いジャムだな。

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