チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

勘違いが良い結果に

この10日間くらい、新型コロナウイルス感染者数が高止まり状態のチェンマイ
感染拡大が止まらないのはムアンマイ市場での集団感染が理由のひとつだと思うのだけど、そこから飛び火のようにいろいろなスポットで複数人の感染者が確認されている。

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これは10月18日発表の感染者の状況で、どこの人が何人というふうに書かれている。
この中にはショッピングモールのテナントも含まれていて、たまたまオットはそのショッピングモールを訪れていた。
オットは某ファストフード店のプロモーションを SNS で見かけて、そのお得なセットを買いにバイクで出掛けた。そこでちょっと食べて(残りは持ち帰り用に袋に入れてもらって)から、他のお店にも買い物に立ち寄るつもりでいた。

ところがファストフード店でオーダーをしてから発覚したのだけど、オットが買おうとしていたお得なセットはデリバリー専用で直接販売不可というものだった。
そこで少し粘ってどうにかして買えないかと聞いてみたそうなのだけどどうも条件が良くないらしく、コスパ重視の奥さん気質(?!)のオットは『じゃあいいです』と言ってお店を出た。
がっかりしたオットは買い物をする気も失せ、どこにも立ち寄らずに家に帰ってしまった。

多分そこで気持ちを切り替えていつものスーパーマーケットに買い物に出掛けたのだけど、後日こんなニュースが飛び込んでくるとは。

もしもファストフード店で食事をして、その足でブラブラ買い物をしていたら・・・
食事ができないことへの落胆度合いが小さくて、暢気に買い物をしていたら・・・
そうなっていたら、オットは確実に感染者がいた店舗で長居をしていたはず。(自分でもそう言っている。)

そんなことになったら感染の可能性がある人が対象の無料 PCR 検査会場に出向き、陽性となればそのまま隣接の隔離会場に入ることになる。
陽性が判明したら『自宅に戻って荷物の支度を・・・』などと言っていられず、そのまま会場入り(?!)ということになるので検査に出掛ける時点で着替えやタオルや最低限のお泊まりセットを準備しなければならない。

それを考えると、勘違いから始まったことではあるけれどファストフード店でちょっと機嫌が悪くなる単細胞加減が自身を救ったということになり、人生何が幸いするかわからない。


ムアンマイ市場(卸売りが多い)と、その近くのワロロット市場(小売りの大所帯)は閉鎖して消毒をしているが、在庫を抱えた商売人たちは少し離れた場所の路上などで販売活動をしているらしい。
生鮮品などは手元で保管しておくわけにいかないという事情も理解できるが、それを野放しにしてしまっては(多少の取り締まりはしているだろうけど)感染拡大は収まらないよな・・・というのは素人でもわかる。

オットにはしばらく大きな市場やスーパーマーケットには極力行かずに過ごしてもらうしかない。

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