テレビやラジオでたびたび耳にすることのあった『布製マスク』の配布というもの。
最初はあまり気にとめなかったのだけど、とあるラジオ番組の出演者が『私も申し込みましたよ。捨てられちゃうよりは靴磨きとか掃除にでも使うほうが有意義でしょう。』と言っているのを聞いて、私は衝撃を受けた。
布製マスクというのはあのアベノマスクのことなのだけど、政府の指示で作られた製品なので、それなりに良い生地を使っている。それを靴磨きや拭き掃除に使っちゃうの~っ?!ということで。
多分、その直前にたまたま新聞で見た記事が『アベノマスクをほどいて孫のロンパースを作りました』という素晴らしいリメイクの内容だったので、余計に『靴磨き?!』と思ってしまったのかもしれない。
実は私もアベノマスクを入手したときに、手持ちの生地と合わせて布マスクにリメイクしようと思っていたのだけど、『この大きさのマスクじゃあ小さいよねぇ』と言って父が近所の病院に寄付してしまったのでヨリミチ家からはあのアベノマスクは早々に消えてしまったのだ。
それが昨年末の時点で8000万枚以上の在庫が保管されているとのことで、その保管料に6億円以上が既にかかっており、それを処分するとなると費用が6000万円を越えるのだとか。
そこで政府は希望する人に配布するということにしたようで、厚生労働省のホームページから申し込むことができるようになっている。
私はまさかそんなに余りに余っているとは思っていなかったので配布のニュースがあったときに聞き流してしまったのだけど、ここにきて8000万枚だとか6000万円などという数字を聞いてしまったら私も資源の活用に参加したいと思うようになり、300枚の配布希望として申し込んだ。
申し込みは100枚単位なのでそういう枚数にしたのだけど、私の場合はマスクとして使うのではなくて、リメイクか調理用の晒として。
チェンマイ生活でときどき晒がほしいなぁ、という場面があって、そういうときは熱湯消毒をした手拭いを使ったり、紙のコーヒーフィルターで代用していた。
だけど手拭いだと使った後の洗濯が手間だったし、コーヒーフィルターだとコストがかかる。なので次にタイに行くときは晒を持って行こうと思っていたのだ。
↓こういうときには晒が便利
幸いなことにまだ晒の反物を購入していないので、これはある意味『渡りに船』という感じ?
希望者多数の場合は厚生労働省が枚数を調整するらしいので希望した枚数が送られてくるとは限らないのだけど、手に入ったら早速タイ行き待機中の物が入っている箱に入れる予定。
↓配布希望の申請が完了すると表示される文言