オットの家の徒歩圏内に個人商店がある。
歩いても1分かかるかかからないかという距離なので、バイクを道に出してエンジンをかけて・・・ということを考慮すると家のドアを閉めてからお店に着くまではバイクでも歩きでも変わらないくらい。でもタイ人の多くはバイクで行くのだろうな・・・。
このお店は日本の昔のたばこ屋のような感じで、こぢんまりした何でも屋とでもいうのだろうか・・・。
コロナ禍前は夕方になると仕事帰りの人が立ち寄ってちょっとお酒を飲んだりもしていたのだけど、コロナ発生後はタイでは飲食店での酒の提供は禁止され、それがまだ継続中なのでお酒目当ての人は立ち止まらなく(!)なった。でも商魂逞しい店主の女性は持ち帰りの惣菜を強化したので、その結果近所の住民も助かることとなっている。
それまではお父さんが仕事帰りに立ち寄って千鳥足で帰宅するのであまり良い気分がしなかった家族もいただろうけど、基本的に料理は美味しかったので、その味を知るお父さんが店頭ではお酒を飲めなくなったので惣菜を持ち帰ったら家族が『あれ?!美味しいよ!』というふうになってお客が増えたのでは?と想像している。
私もチェンマイ滞在中は結構お世話になっていて、土日のメニューはカオマンガイ(蒸し鶏+ごはん+スープ)かカノムジーン(米粉麺+つけだれ)がほぼ定番なのだけど(コロナ禍以降は持ち帰り需要が増したため、同日に両方出している)、平日は日替わりでいろいろなものが登場するので飽きることがない。女性店主の味付けはわりと辛めなのだけど、おそらく彼女はそれを自覚していて、こどもが食べる可能性があるものは唐辛子少な目で調理するようだ。(明らかに酒のつまみのような惣菜は売る時点で既に辛い。)
メニューは前日の夕方か当日の朝に住民グループLINEに送信される。
(ときどき調理中の動画のときもある。)
オットの今日の昼ごはんはカオマンガイ。
1パック35バーツ。(3パックで100バーツ)
オットの場合は5バーツプラスしてスープを増量してもらっている。
この値段は前から変わらないのだけど、昨日オットと電話で話していたら『入れ物が変わった』とのこと。
以前は深めのパックに入っていてご飯が茶碗2膳くらいありそうだったのが、今では浅いパックになって、たぶんご飯が少なくなった。肉の量もビミョーに減らされているのかな。
だけど自分で作る手間とか、遠くまでバイクで出掛けて外食する時間やエネルギー(ガソリンなども含めて)を考えると、パックが浅くなっても作りたての食事を35バーツ(110円くらい)で手に入れられるのはありがたいと思う。
実は以前の深いパックだとご飯が多すぎてちょっと不健康かな、と思うところがあったので、今のほうがむしろ健康には良さそうだし。
片方はパックのまま、片方はお皿に出した状態、ということでわかりにくいなぁ。