チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

結局、証明書は紙のようです

報道によると、日本では2000万人が新型コロナウイルスワクチンの接種をしたとのこと。
2度目も済んだ人はその一部。

約4ヶ月で2000万人を越えるというのがペースとしては速いのか遅いのか標準的なものなのか、私にはわからないのだけど、この調子でいけば接種希望者へのワクチン接種が完了するというゴールはそう遠くない未来に見えてくると思う。

そして接種証明、ワクチンパスポートに関してはどのようなことになるのか・・・。
今の政権が発足したときにはいろいろなところのデジタル化を促進するようなことを言っていた印象があるのだけど、私自身の生活ではそういうものを実感できる場というのはほぼない。
それは私の生活が非デジタルだから、というのが大きいと思う。

そんな私だけれど、マイナンバーカードの申請をしてデジタル化に貢献しようと思ったら、申請から発行まで3ヶ月もかかる始末。
親がワクチン接種の予約をしている頃に『あれ?』と思ったのは、接種券の番号と個人が紐付けされているような、いないような。そして自治体接種と大規模接種センターの予約はそれぞれが独自に受け付けているので二重予約ができてしまう状態。デジタル化というものが進んでいれば、そういう問題も起きにくいはずなのに。


それで、今日の時点での報道ではワクチン接種証明は書面で発行、という予定らしい。
でも、紙での証明書となると偽造対策はできているのか、1回目と2回目の間の期間にそれが必要になった場合は発行が可能なのか、そして1回の接種で証明書が発行されたとして2回目の接種をしたら、発行済みの証明書に上書きをするのか、それとも1回目の証明書は回収して再発行ということにするのか。

デジタル関係にも医療関係にも素人の私でもいろいろと疑問が湧いてくる。

電子証明書にすると機器を持っていない人は証明書が必要な場面で提示できなくなるから、という理由があるのかもしれないが、逆方向から考えれば、ワクチン接種証明書が必要な場面に遭遇する人はほぼ電子機器を持っているはず。
中にはスマホを持っていない人もいるだろうけど、そういう人には紙の証明書を発行すればよいという話だと思う。

日本全体のいろいろなことに関するデジタル化は急にはできないのだから、コロナ禍という特異な状況を利用して、まずコロナ関連のことからデジタル化を進める、っていうことはできないものなのかな。

いずれは世界基準を判断して電子での証明を、ということらしいのだけど、それっていつになることやら。
それに、紙の証明書って日本語だけなのか英語併用の表記なのか、非常に気になるところ。渡航先で、もしくは飛行機の搭乗時に英文での証明書が必要、という想像もできるのだけど、当面は紙の証明書しか発行できないのなら、最初から英語併記であってほしい。

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