チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

1年振り返り

基本的に私は反省体質ではないので振り返りは好きではないのだけど、大晦日のブログネタとして1年間を振り返ってみる。

個人的にもいちばんの話題性を感じているのは新型コロナウイルスについて。
最初は遠い国の話だと思っていたものが、異国の地(というか、住むつもりで滞在していたのにまだきちんと『住みます』という手続きをしていないごく初期だった)でその動向を観察することになり、自分が搭乗するつもりだった航空機が欠航となったり、なんだか一気に自分の身にも影響が出るということになり慌ただしく日本に戻ってきた。
その当時は今よりも解明されていないことが多く、世界的にみて患者数はまだ少なかったものの、空港内で見ず知らずの人と同じ空間にいることがとても怖かった。

日本に戻ってからは手洗いうがい消毒三昧の日々。
私は外出の機会は非常に少なかったけれど、同居中の親に何かあったら困るので、ちょっとそこまで出掛けてきたとか、極端な話でいえば玄関脇のポストから郵便物を取り出した程度でもとにかく手を洗った。スーパーマーケットなどでも出入り口で必ず消毒。普段の生活の中で、こんなに消毒薬を目にしたのは初めての経験だった。

それから友達の誕生日にちょっとしたトラブル発生。
30年来の友達で、フェイスブック上で誕生日のメッセージを送ったのだけど反応がない。しかも本人もあるときから投稿がストップしている。こんなに音沙汰のないのは初めてだったので、もしや良からぬことが起きているのかしら、と心配になった。幸いなことに、旦那さまとお母さまにはお会いしたことがあり、たまたまお母さまとは直前にフェイスブックのコメントでやり取りをしたばかりだったので、友人の身に何かあったのかと訊ねようと思っていたら、友人本人から誕生日メッセージへの返信が。
後から知ったことだけど、どうやらこの時期に資格試験のための猛勉強をしていたようで、フェイスブックからは距離をおいていたもよう。試験にも無事に合格したとのことで、感服。
私は20代、30代のときに身近な人を事故や心臓・血管系の疾患で突然亡くす経験をしており、昨日まで当たり前に存在していた人が今日はもうこの世の存在ではなくなるというのは誰にでもあることだと思っているので、突然連絡がつかなくなる状態を極度に心配するところがある。
特に上記の友人は出産時に肺血栓になりかけたので、コロナに感染してしまったらかなり危ないのでは、と思ってとても心配になった。コロナは重症化すると進行が速いらしいので、あの連絡が取れなかったときは本当に生きた心地がしなかった。
ということで、今年いちばんの印象的な出来事はこれだと思っている。

それから・・・
大きな出来事といえば、母のスマホデビューか。
スマホに機種変更して、通信会社も乗り換えた。
そろそろ3カ月が経つけれど、まだいろいろと大変な状態。これだけは、コロナ禍で私が日本を脱出できないことが幸いだった。
ときどき腹が立つけれど、根気強くゆっくり教えている。

結局今年は生活がコロナに支配されていたというか、コロナによって自分の行動パターンを変える必要があったというか。
オットもほぼ休業中なので私から送金したし。

あ、この便利な送金システムについてはまだ記事にしていなかった。
早く文章にしないと流れそのものを忘れそうだ・・・。


ということで、この投稿が今年の締め。

来年もマイペースでいきます。

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