チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

タイ人にお年玉

オットと私は別々の場所で年越しをして、私は実家で両親と、オットは姪の彼を中心に6人で過ごした。
日本チーム(?)は平均年齢が高いし出歩いてもコロナが怖いので、家の中で食っちゃ寝状態。
タイ人たちは鍋ありバーベキューあり、カラオケなんかもしたりして、賑やかに楽しんでいたようだ。

そして大晦日の23時過ぎにオットから着信があり、たまたま着信音が聞こえなかったのでこちらからかけ直したら、オットからは用事があったのではなく、(なぜか)電話をする練習だったのだということ。
日本時間の年明けの頃に電話をくれると言っていたのに、なんか早いと思ったら『練習』って一体・・・。

まあ、電話がつながったものを切るのは勿体ないというか面倒くさいのでそのまま喋ることにして、LINEのビデオ通話でオットのお姉さん、姪、姪の彼、姪の彼の娘、そしてなぜか姪の彼の娘の友達にまで挨拶。まだ年を越していなかったので『こんにちは』程度の挨拶。年を越していれば『あけましておめでとうございます。良い年になりますように。』などと多少の時間稼ぎ的な挨拶ができたのに。
でもまあ、そんなこんなでそこにいる全員と言葉をかわし、オットとも適当に話して終了。
で、電話を切るときにオットが『日本の年が変わったらまた電話をかけます』と言う。
なんだか面倒くさいけど・・・

それで日本の日付けが変わってすぐに、オットから電話。
すると以前に私がオットに渡した5円玉がいくつかジッパーバッグに入っているのを画面に映して、そこにいる皆さんに『ヨリミチさんからお正月のプレゼントです』といってひとつずつ渡しますとのこと。
オットが言わんとしているのは『お年玉』。
でもオットは『お年玉』という単語をしっかり覚えていない。それで私にその言葉を確認したかったようで、『お年玉』をタイ語でどうやって伝えようか、という話になった。

なので『โชคดีปีใหม่สตางค์ (新年のラッキーコイン)』ということにして皆さんに差し上げることにした。

日本の硬貨は5円と50円は穴のある形状で、世界的にみると結構珍しい。
それに5円玉は模様もはっきりしているし色も黄金色で縁起が良さそう。
『ごえん』という響きも日本人的には縁起が良いし。
そんなこともあってかオットは前から5円玉が大好きで、財布に入れていたりバッグのファスナーのプルタブにわざわざ紐で付けていたりする。

で、夕方には先に帰ったお姉さんとその息子にも5円玉を渡していたのでお年玉の総額は7人分で35円。
お年玉として1人5円っていうのはちょっと恥ずかしいからやめてくれ、という感じなのだけど、オットの気持ちがそれで満足するならまあいいかと。
この場合は、金額がどうのこうのというよりは『穴のあるコイン』を渡すのが目的なのだから。

ということで、今後も私の5円玉貯金(ときどき50円玉)は継続決定ということになった。

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