チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

ビザ発給から入国まで

遠い過去の記憶を辿ってみれば、他人のビザ申請をしたことはあったのだけど、自分のこととなると真剣さの度合いが違ったのか、申請前から結構落ち着かなかった。
が、そんなことにはお構いなしに、無事にビザは発給された。
ビザはパスポートの適当なページにシールのような状態でベタッと貼られ、割印スタンプが捺してある。
最上段には発給地、発給日、有効期限が書いてあり、私の場合はそれぞれTOKYO, 09MAY2019, 08AUG2019 となっている。

どうやら問題がなければ申請日から有効ということになり、その日から起算して3ヵ月が有効期限のようだ。
その VALID UNTIL (有効期限)というのは、『この日までにタイに入国すれば、滞在を認めます』ということで、入国すれば90日間の滞在許可がおりる。

ビザの申請時に往復航空券のコピーが必要だったので、帰国便の日付けがビザに関係あるのかと思い、ビザに書いてある有効期限以降に帰国の予定だけど、どうしたらよいのかと大使館の受け付け窓口で訊ねてみた。
するとここに書いてある有効期限というのは「この日までに滞在日数のカウントをスタートさせる」という意味合いなので、私の場合は6月1日から90日間の滞在が許可される、というわけだ。一応それで一安心。

日本からタイに到着する機内で出入国カードが配られ、そこに VISA NUMBER の欄があるのでビザがある場合は何かを書かなくてはならない。ビザがない場合は空欄のままで入国。
今回は発給されたビザの左中段よりやや下に D○○○○○○○ というナンバーがあったのだけど、D はイマイチ意味がわからなかったので出入国カードには取り敢えず数字の○○○○○○○だけを記入してみた。入国審査のときにアルファベットも必要ならそのときに書き足せばいいやと思ったので。

バンコクに到着し、国内線乗り継ぎのエリアに行く前に入国審査のゲートがある。
そこで記入済みのカードとパスポートをチェックされるのだけど、ビザ無しの場合はその日から起算して30日が滞在の制限日となるので6月1日に入国した場合は6月30日のスタンプが押される。
今回のようにビザがある場合は、そのビザの有効期限の日付けが押されることになる。
ただ、ときどき日にちを間違えてスタンプを押してしまう係員もいるようなので、パスポートを返却されたらすぐに日にちを確認し、正しい日付けが入っているかどうかを見たほうが良い。特にフライトが日にちをまたぐ場合。すぐに間違いを発見できればUターンして訂正してもらうことも可能だろうが、間違いに気付かずに入国してしまったら『間違い』を証明するのに大変な労力が必要になるかもしれない。更に、本来書かれる日付けより前の日付けが書かれてしまったら、帰国時にオーバーステイの指摘をされて罰金を払う羽目になるかもしれない。タイという国は、公務員や警察に意見をすると、たとえこちらに非がなくても逮捕されることがあるので自分の身は自分で守るしかない。

今回私は90日間有効のビザなので、6月1日から8月29日まで。入国スタンプの滞在期限に『8月29日』が記入されているのを確認して国内線のエリアに進んだ。

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