チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

タイ・チェンマイの入国管理局(イミグレーション)で家族ビザを申請する

夏に1度トライしたが棄権(?!)した事案。
タイ人のオットの配偶者としてタイに滞在する『家族ビザ』を申請する話。
日本では外国人に1年とか5年とか永住などのビザを出すが、タイでは基本的に1年。結婚していても、子供が何人いても、外国人は1年ごとにビザの更新をしないと不法滞在になってしまう。
最近になって確立しつつある『タイランドエリート』というカテゴリーもあるが、詳細未確認。ただ言えるのは、お金持ちの人向けということ。それと、永住権も発給しているらしいが、それはタイの国益にかかわるぐらいの人でないともらえないらしい。

で、私は先月、タイ国内で『NON-O(ノン・オー)』とカテゴリー付けがされているビザを申請してきた。
私が用意すべき書類は前回と同じ。なので前回書いた物を使い回すことに。
提出書類のうちのひとつ、タイでの婚姻証明書は日付けの制約はないが、『新しいものを』という条件なので、その数日前に役場で発行してもらってきた。
そして前回も必要だったらしいがオットが私に伝えなかった『日本の役場で発行した戸籍謄本』、『それをチェンマイの日本領事館で受け付けた際の証明書』、『領事館で発行した証明書のタイ語訳』それぞれのコピーも提出した。
オットの勘違いなのか入国管理局職員の認識の違いなのか、オットが用意した『親族のIDカード、住居登録票、宣誓書』のコピーは持って行ったがそれは不要と言われて返された。

これで出すべき物は全部出したことになり、職員がオットに職業や収入のことや信仰している宗教のことや我々がいつどういう状況で知り合ったのかなどを質問しながらカーボン紙を挟んだ書類にいろいろ書き込んでいた。私についても少々の質問があり、日本での職業は何かをオットが説明し、それも書き込まれた。それと、私の両親の名前も書類に記入する欄があり、そこはローマ字で私が書き込んだ。
すると職員はオットに前回の婚姻のことについて尋ね、時期やら子供の有無やら何やら。そうしたら、オットの場合はそれに関する書類も提出しなければならなかったことが発覚し、だけどそれについては午後の時間帯に持ってくればよいと言われ、難を逃れた。(午後に追加書類を持って行ったら、もうひとつ必要な書類があり、結局翌開館日にも入国管理局に出向くことに。)

そして本題の私の滞在についての話がされて、その時点で持っている『東京で発給されたビザ』の期限が2020年2月1日。その翌日付けで今回申請する『タイ人の配偶者1年ビザ』が発給される。つまり、2020年2月2日から2021年2月1日までの滞在許可。
但し最初からまるまる1年の滞在が許されるわけではなくて、申請時にパスポートには『(仕方ないから)取り敢えず最初の1ヵ月間の滞在を許可します』というスタンプが押される。私の場合は2月2日から3月1日ということになる。なので本来なら3月1日と記載されるものだが、今度の3月1日は日曜日なので私のパスポートには2月28日の日付が書かれた。
2月28日に入国管理局に行けば、それから先の11ヵ月分の滞在を許可するかどうかの判定が出ているということ。
仮許可期間の2月2日から2月27日までの間に何があるのかというと、入国管理局からの調査が行われるのだそうで、オットか私の携帯電話に電話がかかってくるとか、滞在先として申請した住居近辺に調査隊がやってきて、当該外国人(この場合は私)の居住の実態を調べたり。もしくはタイ人(オット)側の証人を連れてくるように命じられて、当該外国人のことを証言させられるとか。
そういうことに貴重な12ヵ月分の1ヵ月を費やすなら、申請から発給までの間にそれらを済ませて、最初から12ヵ月分を許可すればいいのに。
私の場合は入国前に取ったビザの失効日から40日以上前に申請書を出したので、むしろ失効を待つ日数のほうが長い。わざわざ30日足らずの時間の中でいろいろな事案をこなすよりはラクなんじゃないかと思うのだけど。

というのが申請当日プラス追加書類提出にまつわるあれこれ。
今回のビザ申請で入国管理局に行き、また初めてわかった滞在中の手続きに関する規則があった。『90日リポート(90Days report)』のことなのだけど、これは改めて記事にしようと思う。

PVアクセスランキング にほんブログ村