チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

3度目の SWENSEN'S でオットの誕生日を祝う

4月末に SWENSEN'S でドリアンアイスフェアが始まったのを偶然知り、フェア初日に実食。
そして翌月も2回お店に行った。
オットの誕生日は7月なので、7月になってからオットの好物であるドリアンアイスのケーキを食べられればベストなのだけど、そのときまで店頭にケーキがあるかどうかはわからない。
なので5月2度目の SWENSEN'S のときにドリアンケーキを食べることにした。

ドリアンアイスケーキは2種類あって、大きさが違う。
最初オットは大きいほうを買って家に持ち帰ることを考えていたようなのだけど、仮住まいの家では大家が頻繁に差し入れなどを持って来るので食品の管理が大変で、食べたいときに食べたい物を食べられないなんてことがしょっちゅうあることと、行った店舗のショーケースに小さいほうのケーキしか並んでいなかったことで、オットはケーキ(小)を店内で食べると言い出した。
『ケーキの小さいほう』と言っても一応ホールケーキなのでそれなりの量はあるし、アイスケーキなのであまりゆっくりしていては溶けてしまう。
けれど誕生日の本人が『お店で食べる』と言うのだからそうするしかない。

というわけでお店に入る前に『このケーキ、店内で食べられますか?』と聞いたらテーブルに出してくれるということなので我々は席に着いた。
そして『他にご注文は?』と言われたのだけど、もちろんオーダーする勇気などなく『これだけで結構です』ということに。
ホールケーキを店内で食べる場合にはカットして出してくれるというのでそれはお願いした。

アイスのケーキをカットして運んでくれるというのでそれほど時間はかからないはず、、、と思っていたのだけど『ちょっと、もう溶けちゃってるんじゃないの?!』というくらいの時間が経った頃、ようやく運ばれてきたのだけど、『硬くてなかなか切れなかったので、取り敢えずこんな形で』みたいな説明をされたのがこちら。↓

紫色のもち米は電子レンジで温め、ケーキの上に適量を盛り付けてくれていた。
ケーキに乗せなかった分はカップに入れて添えてくれた。
それと、幅広のケーキサーバーも出してくれたのだけど、ケーキサーバーよりはナイフがほしいような・・・。

が、なんだかんだ言っても念願のドリアンアイスケーキが来たので気分は上がり、溶けないうちに急いで食べよう!ということになった。

SWENSEN'S のアイスケーキのデコレーションは毎年アップデートされているようで、昨年とはデザインが変わっていた。
今年のはドリアンの皮のイガイガ感と果肉の質感が上手く表現されている感じ。ケーキの側面はグリーンのスプリンクルで飾られていて、オットはそれを気に入ったと言っていたのだけど、ヨリミチは去年のスプリンクルのほうが好きだった。
が、そんなことを言っている場合ではない。
我々はケーキが溶けきらないうちに完食しなければならないのだから。
この甘~いアイスケーキ、カロリーを考えると恐怖でしかないのだけど、この日だけはそんなことも言っていられない。
ドリアンの風味を堪能しつつ、とにかく食べ進め、お店の人が『硬くて切れなかった』と言っていたケーキが少し緩んできたかな、というところでケーキサーバーをナイフ代わりにしてカットして、なるべく無駄の出ないようにひたすら食べて・・・

完食っ!

水を飲むのも最小限にしたので口の中が甘ったるいけど、食べきった達成感のほうが大きく、満足満足。というか満腹すぎる~。
時間にして30分ほどで完食したのだけど、『美味しかったー』とか『オットの誕生日を祝えて良かった~』というよりも切に思ったことは『小さいほうのケーキで良かった・・・』ということ。敢えて小さいほうを選んだわけではなく、大きいのが売り切れていたから小さいほうしか選べなかったというのが現実なのだけど、もしも大きいのも在庫があったらオットは絶対にそちらを選んだはずなので、このときばかりは『売り切れていてくれてありがとうございます!』と思ってしまった。

それで、ケーキがテーブルに運ばれてきたときに思ったのだけど、このケーキ、何か文字が入ったプレートがあったんじゃなかったっけ・・・。
でも自信がなくてそれを言葉にすることはなかったのだけど、退店時にショーケースのケーキを見てみたら、SWENSEN'S のロゴの入ったチョコプレートがあった。
我々のそれはいずこに?
ケーキを切ったりもち米を温めたりしている間に存在を忘れられ、どこかに置かれたままでケーキが去ってしまったらしい。
なんなら小皿か何かに入れてチョコプレートだけ後から出されても構わなかったのだけど、そういうふうにもならなかったし・・・厨房で誰かの胃袋に収まったのかもしれない。

オットの誕生日からは1ヵ月以上も早かったけれど、誕生日にドリアンケーキを食べるという念願は叶えられたわけで、我々のミッションは遂行完了。

で、7月の誕生日当日に大家がドリアンケーキを探してくれたようなのだけど、そのときにはアイスケーキが完売していただけなのか、それともフェアが終わっていたのか、ドリアンアイスケーキをゲットできず、抹茶アイスケーキでお祝いということになった。

それでも大家がケーキを用意してくれるとは思っていなかったのでとてもびっくりしたし嬉しかったことではあった。
が、このとき大家はコロナ感染中。

おっかなびっくりケーキを食べたことは言うまでもない。

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