チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

パウンドケーキを買ったつもりが

仮住まい宅では Wi-Fi を使えるので毎日ネットに接続しているのだけど、ブログ更新がなかなか。
スマホに画像と中途半端な文章が溜まるばかりで・・・。
今日の記事も現場で手短に済ませてアップしようとしていたのだけど、既に何日も経過してしまった。

さて、気を取り直して本題に入ることして、随分前からオットが気に入って買っていたパウンドケーキにチョコレート味とかチョコレートマーブルが登場したのは知っていた。
でも先日、LOTUS's に行ったらタイティー味(しかも LOTUS's 限定)というのが並んでいて、このシリーズは1個買うと1個無料でついてくるというプロモーション中。
でも商品の値段表示のポップはオリジナル(バターケーキ)、チョコレート味、タイティー味などそれぞれの物になっていて、金額は同じ。そして『1個購入につき1個おまけ』のテキストも同じ。なので同じ物が1個の値段で2個買えるのか、それとも1個の値段で組み合わせ自由で2個 OK なのかわからず、近くにいた店員さんに聞いても『うーん、わかりませんねぇ』という反応。
我々の状況は、バターケーキ1個とタイティー味1個を1個分の値段で買えればベストだけれど、同じ物を2個という条件だったら・・・どうする?と決めかねているところだったので店員さんの答えは何の助けにもならず、最終的にはレジで支払うときに確認することになった。
ヨリミチとしては『種類を揃えないといけないのなら買わなくていいや』と思っていたのだけど、オットは『別々の物を組み合わせられないのならそこからまた考えよう!』と思っていたようで、大きなショッピングカートを押してレジの列を待ってようやく番が来たというのに場合によっては冷凍品売り場に戻り、そこで買う・買わないの議論をしてまたレジの列に並ぶことになるのか・・・と思ってオットの男気のなさにがっかりしていたら、レジ係の人がバーコードをスキャンして『違う種類でも大丈夫です』と言ってくれた。
なので売り場にUターンというのは回避でき、買えた途端にオットが『2階のフードコートの席でバターケーキ食べていこうよ』と言うのでそちらに向かった。

で、そこで何も買わずに席だけ使うのは申し訳ないので飲み物を購入し、席についた。
が、パウンドケーキをどうやって食べるのか・・・。
そんなときに備えて(?!)というよりは、もっと差し迫った危機に備えてヨリミチはリュックの中に小さなスプーン(ヨーグルトを買ったときについてきた物)などを入れているのでそちらを取り出し、それで食べることにした。

バターケーキは何度も買っているので『いつもの大きさだな』という感じだったのだけど、タイティーのほうは型に対して膨らみきっていない高さというか、なんか低いなあ、という見た目。
そのわりにはバターケーキよりも重いことになっている。(バターケーキ300g、タイティーケーキ380g)
それがなぜなのかわからなかったのだけど・・・

一応このケーキ、冷凍食品なので買った直後は半解凍状態でまだ硬いのでスプーンを差して食べることになるのだけど、バターケーキのほうはまあ普通のパウンドケーキ。

ところがタイティーケーキは常温の環境下では表面にどんどん霜が発生してしまって、『これ、食べ終わる頃にはドロッとした物体になってるんじゃない?』と嫌な予感が。
でもパッケージには『パウンドケーキ』と書いてあるし・・・。
状況が飲み込めないままスプーンを差すと、先ほどのバターケーキとは明らかに違う感触があった。そしてスプーンを持ち上げると、なんだか思ってたのと違うモノが出てきたー。

恐る恐る食べてみると・・・美味しいっ!
これはいくらでも食べられそうな、危険な感覚。少なくともヨリミチ好みの食感。
食べ進めてみると、どうやらパウンドケーキ部分とプリン液のケーキのような2層になっていて、凍ったままだとプリンの部分がタイティーアイスっぽくなっているのだ。

凍った状態で常温の場所に出すとプリンの部分に結露ができるわけだけど、完全に解凍されると液体ではなくゲル状になる。
プリンとかクリーム状の物が大好きなヨリミチにはかなり嬉しいスイーツだということが判ったのだけど、オットの口にはそれほど合わなかったようで、『僕はバターケーキのほうがいい』と言ってタイティーケーキには見向きもせず、完全に1人1個の割り当てになってしまった。
それでもヨリミチは予想外の場所で大きなプリンケーキにありつけて満足。
で、同じ型のケーキなのにバターケーキが300グラム、タイティーケーキが380グラムという謎も解けた。

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