もともとオットと仲の良い友達だった人なのだけど、実はヨリミチも別の場面で知り合っていたので単なるオットの友達というよりはもう少し濃い関係の友達という感じでしばしば会うこともあった人物が入院した。
というのを知ったのも偶然が重なったことで、オットが仕事の連絡を頻繁に取る人がそのお友達の入院手続きなどを手伝っており、そんなときにオットと仕事の連絡をする必要があって話をするついでに(?)『実はまだ他の人には言っていないのだけど、〇〇さんが虫垂炎っぽくて入院しました』と教えてくれたのだ。
それで、『今夜7時から手術です』ということを伝えてくれた翌朝、『部屋は△△△号室です』と LINE をくれた。
そして入院している本人も、手術翌日にフェイスブックに『ゆうべ手術しましたー』と病室のベッドで寝ている画像を投稿していた。
なので入院当初は『まだ病名がはっきりしないから他の人には言わないでね』という状態だったのだけど、無事に手術が終わって本人もある意味すっきりしたところでタイ人らしく『入院していまーす』という SNS をアップしたということはお見舞いOKというタイ人基準で、オットとヨリミチは前夜に手術をした人のお見舞いに行くことになった。
SNS の画像では腹腔鏡手術だったのがうかがえ、開腹するよりはダメージは少ないはず。
とは言え手術明け。
日本人だったら家族親族くらいしか行かないようなタイミングだと思うのだけど・・・。
でもオットは家にあった豆乳とアマノフーズのみそ汁を袋に入れ、あとは病院の近くのセブンイレブンでカップのお粥を買うのだと張り切っていた。
で、入院している友達というのは元男性現女性のニューハーフ(って今でも言うの?)で、見た目は女性なのだけど、IDカードやパスポートの性がどうなっているのかは知らない。トイレは女性用を使っているし、仕事も女性(Ms)として登録しているはず。
ただ、手術とか入院となるとどうなるのか、相部屋だったら女性部屋なの?とか、いろいろと疑問が出てくるのだけど、オットに聞いてもわからないと言うし。
でも、病院に行けばその謎は解けるはず!
・・・と思ったら、彼女は個室にいた。
まあ、それがいちばん賢明な方法ではあると思うけど。
個室料金は1日につき1300バーツだか1500バーツだかと言っていた。
手術はやはり腹腔鏡で、最短で3泊の入院らしい。
日本でもそのくらいなのかどうなのか、最近の虫垂炎事情は知らないけれど、昔は開腹手術で1週間くらいの入院と聞いたことがある。
でも最短3泊って、短すぎない?