チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

汁なし麺

オットは昨年新しい単語を覚えた。
それは『汁なし』。

タイの麺屋台ではバーミー(黄色い麺)やクイッティアオ(米粉麺)などの麺の種類や太さを決めるところから始まって、場合によっては野菜多めとか〇〇を抜いてとかのオーダーができる。
そして『汁なし(タイ語では แห้ง = 乾く = 水分なし)』というのもあって、その状態のものは丼ではなくお皿に盛って出される。
でも汁なし麺も元は汁そばなので、茹でた麺に野菜や肉が乗せてあり、それとは別にスープを出される、ということになる。
持ち帰りにすると、こういうことになる。↓

でも普通の汁そばの場合もテイクアウトだとこの状態になるので、あるときは汁なし麺だと気が付かずに家で深皿に麺とスープを入れてしまってオットに怒られた・・・。
オットは汁なし麺のことをいつも『スープなしの麺』と言っていたのだけど、そうは言っても別添えされるので完全に『ない』わけではない。
それに『スープなし』と言われるとかた焼きそばのようなものと勘違いされるかもしれないのでヨリミチ的には『汁そば』に対して『汁なしそば』かな、と思ったのだ。

なのでオットの前ではしばらく『汁なし麺』とか『汁なしそば』と言っていたのだけど、オットはそれをヨリミチが勝手に付けた名称だと思っていたらしく、あるとき日本人の知り合いが『汁なし』という言葉を使っていたのを聞いて、その言葉は多くの日本人に通じるものだと認識したようで、それからはオットも『汁なし』と言うようになった。

そして先週は『汁なしカオソーイを食べました』という画像を送ってきた。

『汁なし』って、日本では使う場面が少ないけれど、もしかしたらタイのほうが出番の多い単語かもしれない。

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