チェンマイに住むオットがあるとき気付いたら、家の前にパパイヤが生えていた。
そこは厳密には家の敷地ではなく歩道というか団地の道路の路側なのだけど、そのへんの住民は皆『自分の家の前の歩道は自分の庭』のように扱っているので、オットも昨年から熱心に庭仕事(?!)をしている。
でも、もともとは自分の土地ではないし、ずっと前からそこにあるチョンプー(フトモモ)は1年に2~3回実を付けるので、実は鳥や近所の人たちと分け合って食べている。
パパイヤはそれ自体は珍しくはなく、空き地や民家の敷地によく生えているものなのだけど、オットの家では今まで植えたことはなく、今回はいつの間にか生えていたというもの。しかも、よくある細長い実がなる種類ではないような・・・。
タイではパパイヤは本当によく見かけるものなので、てっきり成長が早くてすぐに食べられるものなのかと思っていたのだけど、案外そうでもないようで。
今回のパパイヤは、小さな実ができたのは結構前のこと。
なのでヨリミチはキュウリやへちまのようにすぐに収穫できるのだろうと思っていた。なのにオットからは『食べました』という報告が全然ない。まさか1人でこっそり食べたとか?!と思ってオットに『もう食べましたか?』と聞いてみたらまだまだ食べられる状態ではないという返事。
食べられないどころかまだ固くてソムタム(青いうちの実を使って作るサラダ)にもならないと言われてしまった。
2番目のお姉さんの家にもパパイヤの木があって、ときどき完熟の実をくれるので、お姉さんならパパイヤの育て方を知っているはず!と思ってオットに『お姉さんにパパイヤのこと(育て方など)を教えてもらいましたか?』と聞いたらそれは既に聞いていて、やはりお姉さんも『待つしかないわね』と言っているらしい。
↑(お姉さんが持ってきてくれた果物)
オットは私が『まだ食べられないの?』とか『そんなに固いの?』とまるで疑っているかのようなことを言うので今日は画像を送ってきた。
やっぱりまだ青いし固そう。
なのでオットには『私も待つことにします』と返事をした。
でもチェンマイは年末にはそれなりに寒くなるので、その前に熟れてくれればよいのだけど。