チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

姪よりもヨリミチに必要かも

以前楽天市場で見つけたコスメボックスを姪の誕生日に贈ろうかな、と思っていた。

というのは高校生の姪は登校するにもメイクをして行くというのだ。
昔の話をするのはナンセンスかもしれないが、ヨリミチが高校生だった頃は視界に入る生徒の誰もがすっぴんだったし、お化粧をしてもリップだけ、のような感じだった。
中にはファンデーションからチークまで使ってメイクをしてくる女子もいたのだけど(校舎が違ったので視界には入らなかった)、彼女の場合はアメリカに留学をして、そちらでお化粧をするようになったら日本に戻ってきてもそのルーティンを外せなくなってしまったとのこと。やはり日常的にメイクをする生活をしてしまうとノーメイクで人前に出るのは非常に勇気が要ることなのだろう。

姪もそういう心理があるのかもしれないけれど、コロナ禍で会わないうちは画像や LINE のビデオ通話でそのお化粧を施した顔と対面することしかできず、どちらにしても画像や映像なので『その化粧、ちょっとやりすぎじゃない?』くらいにしか思わなかった。
スマホだと撮影するだけでも美肌加工が自動で作動することもあるし、実物じゃないから『本当はもっとマシかもしれない』と思うこともできた。
しかしいつ見てもやりすぎ感のあるメイク。

そんな姪がこの夏ヨリミチ実家(姪にとっての祖父母の家)にやって来た。
で、実物とご対面~、となるわけなのだけど、ヨリミチの淡い期待は裏切られ、チークはおてもやん、睫毛はマシマシというよりモリモリ、リップは頑張りすぎて輪郭がどこだかわからず・・・な状態。
本人はそれで『やった感』があるのだろうけど、身内のヨリミチの目には『あなた誰?』な感じ。芸能人でカメラ映りのためにそういうメイクが求められているのならそれも有りかもしれないけれど、姪の土台にはクールビューティー系のほうがなじむはず。
なのに本人はそれをわかっていないというか、盛ったメイクに憧れを抱いた結果のことなので、現時点ではそれが完成形らしい。

なので『もっと研究しなさい』という意味を込めてミラー付きの小ぶりなコスメボックスを贈ろうと思っていた。

かく言うヨリミチはノーメイクすぎて妹からダメ出しをされた過去がある。
でも会社員時代は最低限のことはしていたし、友達の結婚式などにお呼ばれされればそれなりのアイテムを使ってメイクをしていた。
多分妹は『彼氏に会うときくらいきちんとお化粧しなさいよ』ということを言いたかったのだと思うけれど、ヨリミチにしてみればそれは相手によりけりで、相手が化粧を望むなら『はい、しますよ』という感じだった。

タイに行くようになってからはさすがに日焼け止めは熱心に使うようになったけれど、メイクは・・・落とすのが面倒くさいし、パーティーとかに行くわけでもないし、どうせ汗で落ちるし・・・のような位置付け。
チェンマイ生活で使う基礎化粧品などはコレで済んでしまっている。


鏡台にはオットが前から置いてある物がたくさんあり、それらの位置を変えることをオットは嫌がるのでヨリミチの化粧品類はほぼポーチに納め、鏡台の隅に置くことにしている。ポーチに入りきらない大きさの物は横に並べてある。

チークやシャドウはバッグの中の化粧ポーチに入れてあって、部屋に置くということはしない。なぜなら外出先で化粧直しが必要になったときにそれがないと困るから。
ときどき誰かと会って食事をするなどというときにはそれらを使ったメイクをするのだけど、オットによると『ヨリミチさん、お化粧上手だね~』とのこと。
なので普段でもお化粧をしてくれ、ということなのだろうけど、用事もないのに化粧はちょっと・・・。オットと2人で出掛けることはあるが、そのときはバイクのことが多く、ヘルメットをかぶるのであまりしっかりメイクをしようとは思わないし。

オットの家の鏡台は窓のないいちばん暗い部屋にあって、ヨリミチの化粧ポーチはそこに置いてあるのでいつも部屋の電気を点けてそれを背後から受け、逆光の中でお肌の手入れをしたり化粧をしたりしている。なので出先のトイレなどで鏡を見て『あれ?今日はこんな化粧だったっけ?』と思うこともある。

ということは、あのコスメボックスはヨリミチが自分のために買ってチェンマイに持って行き、引き出しには数少ない化粧品を収納して、メイクをするときにはそれを持って明るい場所に移動して鏡を見ながら、というのが良いということ・・・かもしれない。

その使い勝手が良ければ姪にも贈ることにしようかな。

と思っているコスメボックスはこちら。

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