チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

〇月〇日はナンニチ?

オットがときどき私にあることを訊ねるときの言葉。
〇月〇日はナンニチ?

日本語でそう聞かれても、その〇月〇日が答えなわけで、オットが発したフレーズは質問として成立していない。

が、これはタイ語から日本語への直訳で、実際は曜日を知りたいときの質問文。

最初にこれを言われたのは、もうだいぶ前のこと。オットのお兄さんの家に行っていたときで、お兄さんは病弱だったので日にちや曜日を決めてきょうだいでお兄さんの生活を見守っていた。
たしかオットは木曜日の当番で、何か会話をしながら私に『6月4日ってナンニチ?』のように聞いてきたのだ。
そう聞かれても6月4日は6月4日でしかないので、オットは違う答えを待っているのだな、と思ったのだけど、そのときの私は正解が何かという確信を持てるものがなかった。
でも日にちの何かを知りたいのかもしれないと思って部屋を見回したらカレンダーがあった。
なので『あそこにカレンダーあるよ』と言って指をさしたら『あ、〇曜日だね』ということで空気の流れが止まることはなかった。

後になって調べてみたら、タイ語で『何曜日ですか?』と聞くときには『วันอะไร』と言う。
วัน = 日
อะไร = 何
ということで、『何の日』という直訳になるのだけど、これは曜日の名称とか休日の名称が答えになる。
日本語の『なんにち』はタイ語では『いくつめの日』という言い方で訊ねるので『วันที่เท่าไร』となる。
วัน = 日
ที่ = (何番)目
เท่าไร = (数が)どのくらい

オットは今でも曜日を聞くときに『今日はなんにち?』と言うことがあるので、オットとこの質問は相性が悪い(= 間違えやすい、覚えにくい)のかな、などと思ったりする。

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