チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

1000? แสน? 万? 千?

オットも私もときどき混乱してしまうのだけど、数字の言い方というか、千とか万とか十万とか、そういった桁の多い数字の話をするときのこと。

日本語には百、千、万、億というような独特の単位があるので外国人には分かりづらいと思う。
同じようにタイ語にも千、万、十万、百万の単位を表す言葉があるので面倒くさい。
なので私はうろ覚えなのだけど・・・。

オットは頭脳はタイ語だけれど私に話すときは日本語を使ってくれるので、そのときに数字の単位の変換がおかしくなることがある。
『千万円』なら日本語として成り立っているので問題ないのだけど、『万千』と言ってみたり『万万』と言うこともあるので、万万となると億のことを言っているのか、桁を間違っているのかわからなくなる。
そういう金額の話をするということはオットがそれだけのお金を持っているという話ではなくて、きっと SNS で1千万円の何かの記事を見たとか、持っている宝くじが当たったら~という妄想だったり、ほぼ現実的なことではないので私はその先の話の内容を訊ねたりしない。

という理由で私が桁の多い数字の話には縁がないのでそのタイ語を覚えないのかもしれない。
(ということは、それを覚えればお金が寄って来るのか?!笑)

今日は日本からタイに行く際に必要になる保険の契約書に書いてある数字のことでオットから質問された。
(注・ヨリミチの保険ではない)
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書式が『千円』のところに算用数字を入れ込むのでどう読むのか解らなかったらしい。


タイトルにある『แสน』というのはカタカナで表すと『セーン』となり、10万のことをいう。
このくらいの大きさの数字だと日々の生活にはあまり登場しなくても、月単位や年単位でかかるお金のことを考えると存在しなくもない金額。
なので我々の会話の中で千円なのかセーン円なのか、千バーツなのかセーンバーツなのかときどき混乱することがある。
金額の話ではなくても、センなのかセーンなのか、相手にしっかり認識してほしいときは英語を追加する。

ちなみにチェンマイを含むタイ北部を今でも『ランナー地方』と言ったり、王朝時代の『ランナー王朝』という言い方は ล้าน(ラーン)= 100万、 นา(ナー)= 田んぼ、という言葉の組み合わせで、『とてつもなく広い田んぼ』という意味。
『ラーン』は100万でもあるけれど、タイ語で最大の単位でもあるので『ラーン + ナー』でとっても広い田んぼ、ということになるらしい。

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