再び拾ったというか、数日前の強風でまた落ちていたのを見付けた、というほうが正しいのだけど。
↓前回初めて遭遇したときの話
https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2022/04/02/184953
でも前回拾ったときより我々の知識が増え、この前のは雄の巣で、真ん中の止まり木のようなところに止まって休み、雌は卵や雛がきちんと留まれる形の巣を作るということがわかった。
先日オットが『せっかく作った巣が落ちちゃってかわいそう』と言って、拾った巣を可能な限り高い位置に置いてきたのだけど、野生の生き物はそんなヤワなオットよりも何倍も逞しく、しばらくしたら元の場所の近くと思われるところに新しい巣ができていた。
それはよくある枯れ草の色ではなくて、取ってきたばかりの草の緑色。その鳥は枯れ草を集めるのではなくて、まだ生えている草を咬み切って(と言うのか?)巣を作るらしいことがわかった。
↓寄ります
ところが残念なことに、また強風で落ちてしまった。
オットは今回も『かわいそうだねぇ』と言っていたけれど前回よりはショックは浅く、15枚も画像を送ってくれた。
今回は雌の巣も落ちてしまっていたので、それも手にして『ちゃんと家みたいになってるねー』などと言いながら。
雌の巣には卵や雛が存在していたのかどうかはわからないが、落ちた巣のまわりにそれらしい物が見当たらなかったということは巣は空き家だったのか、それとも全員避難して無事だったのか・・・。
オットが地面に卵などを見付けたら大騒ぎしているはずだから、きっと全員無事だったのだろう。