思い返してみれば、オットとの会話で『なんか違うな』と思っていたことがあった。
それは、あしもと。
『あしもと』は足元、足下、足許と漢字はいくつかあるけれど、足下という文字を見たオットは足の下のほうのことを表す言葉だと思っていたようだ。
イメージとしてはこんな感じ。
↓
オットが話の中で『あしもと』と言ってもそれは爪先とかくるぶしとか、どうも身体の一部のことを言っているようでときどき会話が止まったのだけど、お互いに深く考えずに流してしまった。
そして今日、たまたま会話に『あしもと』が出てきたので、『あしもと』は身体のことではありませんよ、と伝えたら、オットは『足の字があるのに足じゃないの?!』ということで混乱したようだった。
なので『あしもと』は足の近くの床とか道路とか土とか、立っているところのすぐ近くのことです、と言ったのだけど、それでもオットは腑に落ちない。
そう言われても・・・。
言葉で説明しても難しいのなら、と思って次は絵を使うことにした。
↓こんなふうに。
しかしオットにはピンと来ないようで、そのうち足跡とか足の裏とか、そういう言葉も出して説明を求めてきた。
が、どれも解ってくれたような、解ってくれなかったような・・・。
以前オットに『玄関』という日本語を説明するときに、タイの住宅には玄関がないので『その存在を知らない人にする説明の難しさ』を実感したのだけど、今回もそれに似た状況なのかもしれない。