先日お風呂に入るときにシャツを脱いだらどこががビリッと裂けた音が。
このカットソーは下手したら10年選手で、同じときに買った色違いの物は何かに引っ掛けたのか身頃に穴が開いてしまって、生地も薄~くなってしまったので3年くらい前に処分した。なので同素材のこちらも時間の問題ではあった。
それでついにビリッという結末を迎えたわけなのだけど、ヨリミチ的に救いだったのは、着るときではなくて脱ぐときのビリッだったこと。
10年前に比べると2まわりくらいボリュームアップした身体になっているのを自覚はしているけれど、それでも着るときの『ビリッ』だったらショックだっただろうなぁ、なんて思っている。
ということでカットソーを1枚買うに至ったのだけど、前提としては部屋着の下に着るというのがあるのでシンプルで着心地が良い物がほしかった。なるべくコットン100%で。
そういうものは実店舗で探せば手触りや色の微妙な雰囲気もわかるので実際に手にしながら選ぶのが良いとは思うのだけど、それでも納得のいくものに出会えなかったら買わずに帰ってくるか、折角出掛けたのだからということで何かに妥協をして買ってイマイチな気分で帰ってくるか、ということになる。
3年前、妥協の意味での『これでいいか』で買って帰ってきたことがある。
そうなると、やはりそのシャツを着てもなんだか気分が上がらないというか、むしろ『妥協してコレを買ったんだ』という自分に対する失望感のようなものが湧いてくるようで精神的によろしくない。
一方、ネットショッピングだと届いた物が思っていたのと多少イメージが違っても『ま、画面越しの買い物だからこのくらいは誤差だわね』と思えるし、なぜか今まで『あ~、コレ失敗だったわ・・・』という物に当たったことがない。むしろネットのほうが細かな寸法とか素材の表示をよーく確認するし、商品レビューもかなり見るので失敗がないのか?
少なくとも実店舗の商品だと購入者のレビューは確認できないので自分で着て確かめるしかないし。
それで、あの破れたカットソーの後任(というのか?)として買ったのはこちら。
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撮影したのは洗う前で、少し硬いかな、という感じがしたのだけど、洗ってから着てみたらふっくらやわらか。接結織りの綿生地なので寒い時期には温かく着られて、暖かいときには爽やかに着られそうな。
ただ、モデルさんだと首元がゆったりたのだけど、ヨリミチだとぴったり。
着丈はインナーにするならもう少し長いほうが好ましいけれど、これ1枚で着る場合には私は裾をボトムスに入れない派なのでちょうど良さそう。
ネットショッピングだと『ほどよい厚みがあります』と書いてあっても結構ペラペラだったり、モデルさんが格好良く着こなしてお出掛けしているような画像だったりしても『えっ、これで外には出られないよ・・・』という物だったりすることもある。
でも今回のカットソーはこれ1枚でもイタくない。
1枚で着ることは想定していなかったので、これは嬉しい誤算。
この質感だったらチェンマイに持って行けば寒い時期に活躍してくれそうだし、1枚置いておけばどんな時期に日本に帰ることになっても安心。
今まではチェンマイに行くときに帰りの時期を考えて季節外れの服を持って行くこともあったので、これはいいかも。
小さな袋にパックできる薄手のダウンジャケットと一緒にチェンマイに置いておくためにこのシャツを持って行くか、リピ買いするか・・・。着ながら考えることにする。