ムートゥンというのはビーグル犬(と思う)なので、『ムートゥンの家』と言ってしまうと犬小屋のようなことになってしまうけれど、ヘビが出たのはムートゥンの飼い主の家。
ちなみに、ムートゥンの記事はこちら。
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https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2022/02/23/181100
オットがいつものようにジョギングをしているときに、何かの用事のことで私と電話をしていた。オットはイヤフォンの操作で通話をしているのでそのマイクは周りの音も拾い、私にもだいたい聞こえることになる。
で、オットが遠くの誰かに呼ばれている。
呼んでいる人はオットが電話中ということはわからないので普通に呼び掛けてくるのだ。
そこで聞こえてきたのは『หมู』らしき言葉。ムートゥンの『ムー』なのだけど、『ムー』だけで『ムートゥン』ではない。『ムー』だけだと『豚』という意味なので、会話としてちょっとおかしい。
オットは電話を繋いだままであちらの人と会話をしていて、『え、どうやって?』とか『知らないよ』と言っているので私は『何をどうする話なんだろう』と思いながら聞いていた。
そしてあちらでの会話を終えたオット、『今の解った? งูだよ、งู』。
งู というのはヘビ。
発音は、鼻濁音の『グー』。
ムートゥンの家にヘビが出たというのだ。
家の人がヘビを見付けたときにたまたま地区のお掃除の人が近くを歩いていたのだけど、その人がヘビを捕まえられる人を探しに路地に出てきたところにオットがいて、『おーーい、あなたはヘビを捕まえられますかー?!』と聞いてきたということ。
オットはそんなワイルドなことはできないので『できません』と返事をしたのだけど、私の興味を満たすために(?!)現場に行ってみた。
オットのスマホでビデオ通話をしながら私に見せてくれたのだけど、ヘビはそれほど大きくはなさそう。庭の隅に置いてあるブロック塀に使うようなブロックの穴に入ってしまっていて全容はわからない。
虫取り網のような物があれば捕獲できそうに思ったけれど、ジャンプする毒蛇だったら危ない。それにムートゥンの家がある区画は育ちの良い人が多いので、タイ人といえどもヘビに立ち向かえる人は少ないのかもしれない。
それで家の人は地域の緊急センター(救急車、消防車、ヘビ捕獲の要請など)に電話をしたようで、すぐに2人の助っ人が登場。
連絡をしてから30分ほどでヘビを捕まえてしまった。
その成果がこちら。
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左の人、手をモゾモゾしていると思ったら、
ヘビを結んでるの~?!(笑)
このヘビはどこかに放たれたそうです。
めでたしめでたし・・・なのかな。
それにしても、緊急センターのマークが入ったシャツやつなぎを着てるところまでは普通なんだけど、サンダルで来ちゃうところが、タイ。