あるときオットは急にピザを食べたくなった。
でもチェンマイで『ピザ(PIZZA / พิซซ่า)というとまだまだ高い印象で、特別なときとか高級なレストランで食べるものという感じ。
チェーン店のデリバリーもあるが、やはりそれも割高感がある。
が、コロナ禍も手伝って、なんとなく『ピザのデリバリーも有りかな』という空気は濃くなったかもしれない。
そして小さめのサイズも充実してきたり。
しかもデリバリーではなくて持ち帰りだと更に安くなったり。
というのもあって、オットはお昼にピザを食べることにした。
私がチェンマイを離れてから進出してきたチェーン店の店舗がわりと近くにできたらしいので。
お店の外にはテーブルがいくつかあって、そこで食べることもできるし、注文したものを待つ人もいる。オットが行ったときは先客は1人だったので混んでいるわけでもなかったのでそこで食べることにしたとのこと。
オットはハムとチーズのピザを注文し、テーブルで待っていると何分かして運ばれてきた。
オットは私とビデオ通話をしていたので気持ちの半分は電話、半分はピザということになっていたのだけど、突然『あれ?』と言い出した。
そしてお店の人に『このピザはハワイアン?(僕はハムとチーズを頼んだんだけど)』と聞いて、何やら会話をしていた。
それが済んだようで再び私との電話に戻ると『パイナップルが余ってたから乗せてくれたんだって』とのこと。
それをサービスと言ってしまえばそうなのだけど、場合によっては余計なことだし・・・。
一応チェーン店なのだから、そういうことはしないほうがよろしいのでは・・・と思ってしまった。
オットは熱望していたピザを食べられて最初は満足げだったのだけど、半分くらい食べてから『パン(ピザ生地)が柔らかくて(厚くて)ちょっと好きじゃない』と言い出した。どうやらオットはクリスピー生地のほうが好みのようだ。
まあ、そこは初めて入ったお店なのだから自分の感覚とズレがあっても仕方ない。
なんだかんだ言いながらも完食し、家に戻った。
しかし気分的に消化不良のオット、翌日は別の大手チェーン店に行ってピザ。
ここは何度か使ったことのあるお店で、どういう生地なのかもわかっている。
しかも持ち帰りだと安くなるし、それを店内で食べても良い。
家からは少し離れているけれど、6月中はプロモーションで少し安くなっているらしいので行く価値はある。
結局、少し高くても満足できる食事のほうが気分が良いということを学習したようだ。