チェンマイの民家の庭によくある植物で、こういうの。
↓
アデニウムというのだと思うのだけど、仕事がないオットはこういうものを愛でるようになって、最近は花を咲かせた。
私は花にそれほど興味がなく、花の名前もあまり知らないし、生活空間に花を飾ろうとも思わない人なのでオットにはちょっと申し訳ないような気がするのだけど、まあ、咲いているのを見れば『きれいだな』とは思う。
そんなことを言ったらオットは『ヨリミチさん、冷たいなぁ』と言うと思うので、ここだけの話。
チェンマイは(コロナがなければ)毎年2月の最初の週末が花祭り(FLOWER FESTIVAL)で、街の中心部ではいろいろな飾り付けがなされ、山車やダンスなどのパレードが行われたりメイン会場の公園ではさまざまなコンテストがあったりして賑やかなことになる。
↓これは2020年の花祭り
↑自分がフレーム付きの鏡に写り込めるので思わず撮ってしまった
そこであの花のコンテストもあって、芸術的な形に育てられた鉢植えに順位が付けられていたりして、花が趣味ではない私も思わず近付いて見てしまうほど。
どうも根っこのあたりを太~くするのが高得点のポイントらしい。あとは、その形とか?
審査基準は調べたことがないけれど、日本の盆栽のようにその道の達人が見れば良し悪しがわかるものなのだろう。
そのようなコンテストがある植物なので、普通の人が育てるのは難しいのかな、と思っていたらそうでもないらしく、今年の5月頃だったかオットが自分の家で鉢の入れ替えをしていたら近所の人がちょっとアドバイスをしてくれて、そのとおりに手入れをしていたら形もそこそこかわいい感じになったしきれいな花も咲いたというわけ。
まあ、それまでが家の植物を放っておきっぱなしだったので土は固くなってしまったし植物の丈も伸びきって上にも下にも成長できないものばかりになってしまったのだけど。
仕事のないオットは植物の剪定をして、葉っぱを食べるための植物の苗木と土を買ってきてそこに植えたのだけど、その結果もとからあった植物も元気になるという副産物(?!)を得ることになった。
それはそれで心が豊かになるので、ある意味収穫とも言えるだろう。