最近、楽天市場のとあるショップで買い物をした。
耐火バッグというもので、火災のときなどに中身を守ってくれるという説明のある品物。
とは言っても私は『耐火』を求めてここに行き着いたわけではなく、デイパック程度の大きさのリュックの中の仕切りになるようなポーチ状の物を探していたらこれを見つけたというわけ。
今まで使っていた物もあるのだけど、もしかしたらスリム化できるかな、という期待もあって。
最大の目的はデイパックに入れて使うことなので、縦型の物を探した。
それで最初にそういう形の物を購入したのだけど、上部のフラップがマジックテープになっていて開けるときにかなり力が必要だったのと、力が要るマジックテープということは、剥がれるときの音が大きい。
そのバッグは基本はデイパックの中に入れっぱなしにするつもりだけれど、飛行機に乗るときは座席前のポケットに入れることになる。
そこから筆記用具だの書類だのを取り出して使うわけなのだけど、そのたびに『ベリベリッ』『ビリビリッ』と音を立てるのは周りに迷惑が掛かる。だけど構造上マジックテープをバッグから外すことはできない。なのでこれは実家の自室で大事な(と思われる)書類などを入れておく貴重品入れにすることにした。
縦型の品物はしようと思っていた使い方はできなかったが、それで素材感はわかったので、今回はファスナー開閉の横型のものを買ったというわけ。
ファスナー式の縦型というのがなかったし、実際に縦型のバッグを手にしてみたら、バッグから物を出すときに物によっては手を深~く入れなければならないのがナニゲに不便だな、と思ったのでファスナー式横型がベターだと判断した。
ファスナーは注意して閉めないと端まで閉まらないので、適当に閉めて1~2センチの隙間がある状態だと耐火の性能としてはどうなの?と思うところはあるのだけど、耐火を第一に求めているわけではないので目を瞑ることにした。
最初から判っていたことだけど、これは中国製だし、今回の買い物に関してはバッグの形をしていて物を収納できるということを達成してくれれば OK と思っていた。耐火はオマケ。
それでバッグはジッパー袋に入れられて、それが発送用のビニール袋に入って送られてきたのだけど、疑問なのはジッパー袋。
『思わぬ事故を防ぐため、乳幼児には近付けないで下さい』という注意書きのシールが貼ってある。それはどんなお店の買い物でもよくあることなので『あ、お約束のシールね』くらいにしか思わないけれど、ジッパー袋なのに袋の四隅に穴を開けてあるという・・・。穴は『事故防止』のためなのだろうけど、それならそんなに端っこでは役に立たない。
穴を開けているのにジッパー付きという袋は、なんだかいろいろと矛盾を感じてしまってスッキリしない。
まあ、私がスッキリしなくても、それが法律対策の結果なんだろうな、ということはわかるのだけど、やっぱりスッキリしない。
ジッパーの面目丸潰れだわ~、なんて思ったりして。
タイでの生活だったら気にならなかったかもしれないことが、日本にいると気になってしまう。