チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

タイ人のチェンラーイ観光

オットの長姉は昨年の後半から娘(つまりオットの姪)の仕事の都合でチェンラーイに住んでいる。
その姉と姪を訪ねてチェンマイから親戚4人で向かったオットたち。
早朝にチェンマイを発ち、お昼前にはチェンラーイに到着。食事をしてから観光することになった。

この旅行が決まったときはミャンマーの国境市場で買い物をすると言っていたのだけど、コロナやデモのことがあるため国境は越えずに、タイ側だけで楽しむことにしたようだ。

まずは茶畑。
チェンラーイにはいくつもの茶畑があり、観光用に開発されているところも多い。タイ人はSNSが大好きなので、映える(バエる)ように整備されているスポットやスイーツがあったりして、誰かのSNSを見て遠くからやって来るというパターンが後を絶たない。
今日オットが訪れたところも茶摘みの衣装レンタルがあって、それで撮影しているお客さんが多数。もちろん、茶葉は摘まない。
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それから場所を移して、3年前に雨期の洞窟にサッカーチームの少年たちが取り残されたタムルアン洞窟へ。
ここはすっかり観光地化されていて、地面はコンクリートで埋められ、洞窟を模した石碑や当時の物品が展示されている資料館が新たに造られていた。
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実際の洞窟には少しだけ入れるようになっていて、あるところまでで立ち入り禁止になっている。この地域はミャンマーから出入りしている人々もそれなりの人数がいるので、看板はタイ語、英語、ミャンマー語
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ちなみに、スーパーマーケットなどでもミャンマー語の表記は多い。
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今回の旅行はチェンラーイのお姉さんが『3月6日にみんなでいらっしゃいよ。お金は私が払うから。』ということで発生した(?)ことなのだけど、実は姪が明日から出張で10日ほど留守にするので、独り暮らしをしたくないお姉さんがチェンマイから親戚を呼び、帰りは自分も一緒にチェンマイに戻ってくるという計画で。
チェンラーイでの住宅は娘の勤め先の社宅アパートなので、きっと近くに同世代の知り合いもいないのだろう。
チェンマイには自宅もあるし、友達もいる。

だけどわざわざ親戚を呼んでいろいろなお金を負担して一緒に帰ることをしなくたって、チェンラーイからチェンマイまでは頻繁にバスも出ているのだから、自分ひとりでチェンマイに戻ろうと思わないお姉さんって・・・
長距離バスの5時間でさえ単独行動がイヤだったってこと?!
タイ人は個人旅行はしない国民性だと言われているけど、だからと言って親戚ご一行様を呼ぶなんて。

まあ、お姉さんは公務員職を定年となった人だからお金はあるのだろうし、もしかしたら日本語でいうところの終活を兼ねてのタンブン(徳を積むとか喜捨といわれる行為 = お寺などに寄付、寄贈したり、良いおこないをすること)なのかな。

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