チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

お供え物を用意したオット

親戚数名と明日から1泊でチェンラーイに出掛けるオットは、チェンマイ市内のマンライ大王にゆかりのあるお寺、ワット・チェーディーリアムに挨拶に行った。
マンライ大王とは、800年ほど前にチェンラーイの都を治めた王様。チェンラーイの都がチェンラーイといわれるのは『チェン = 都』『ラーイ = マンライ大王の名から取った音』ということで、マンライ大王の存在がなければチェンラーイの名称も他のものになっていたのではないかというくらい大きな存在。
そんな王様が、なぜチェンマイにお妃のために仏塔を建てたのかは・・・オットが説明してくれたけど忘れた。

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この仏塔は、マンライ大王のお妃のために建てられたもので、女性らしさを表すために白いものにしたのだとか。

そこで王妃さまの仏塔に『明日は王様がいらっしゃるチェンラーイに行ってまいります』と挨拶したオットは『王様に何をお供えしたら良いでしょうか』と心の中で訊ねたら、『お花とバナナにしてください』という天の声が聞こえたとのこと。

ここのお寺は週に1回、金曜日に市場が出るのだけど、たまたま今日が金曜日だったので、その市場で美しく束ねられたお花と見た目の綺麗な房の大きなバナナを買った。

オットは30代の頃にカトリックのクリスチャンになったのだけど、もともとは仏教徒の家庭で育ち、学生時代も多くのタイ人と同じように(というか、まさしく『多くのタイ人』の中の1人だった)仏教を学び、お寺での振る舞い方や仏教寺院の歴史的背景なども心得ている。

なのでオットは履歴書的にはキリスト教信者となるけれど、実際はハイブリッドというのが適切なのかな、と思う。

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