チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

もうすぐロイクラトン

イクラトン(ロイクラトーン)というのは陰暦12月の満月の日にタイでおこなわれるお祭りで、今年は10月31日。
ロイ=流す、クラトン=灯籠
というわけで、川や海に花やバナナの葉で作った灯籠を流してお祈りをする。

↓これらは去年のチェンマイ市内の様子。↓
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地方によっては小さな熱気球(コムロイ)を揚げる。
まさにチェンマイはコムロイ揚げのイベントが開催される街として有名で、毎年世界各地から観光客がやって来る。去年まではコムロイ目当ての外国人が年を追うごとに増えていたのでコムロイ揚げの会場が4箇所に増えて、それぞれで何千人規模のイベントをやっていた。しかし今年は新型コロナウイルスの影響で基本的には外国人観光客の入国を受け入れておらず、来訪者はタイ居住者に限られるような状態なので、イベント会場は1箇所だけに縮小された。

↓こちらは去年のコムロイ揚げイベント↓
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このお祭りにどういう意味合いがあるのかはきちんと調べたことがないのだけど、この時期が近付くにつれてタイ寺院はそれ相応の準備がなされる。10月16日に投稿した、ランプーンの寺院ワットプラタートハリプンチャイもそういうこと。

そしてオットが先日通りかかったチェンマイのウィアンクムカム遺跡群の中の寺院のひとつが、これ。
LINE通話画面のスクリーンショットなので画質がイマイチな感じだけど・・・
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ここにはチェンラーイを治めたマンライ大王のお妃のために建設された仏塔がある。女性らしさを意識した白い仏塔で、オットが言うにはミャンマー様式なのだそう。

このあたりは普段も観光客が絶えず、それなりにきれいにされている場所なのだけど、今年の春以降は観光客の姿はほぼなく、ひっそりしていたことと思う。
ところがロイクラトンが近くなったので、このように飾り付けをされて、賑やかになっている。これはお祭りのため、というよりも信仰心の厚さからきているものと思われる。
飾りは地方色が出ると思うのだけど、チェンマイでは長い旗(トゥン)と傘が特徴的。

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