チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

チェンマイの家のインテリアを考える

チェンマイの家はオットが20年以上住んでいる半戸建というか半長屋状態の住宅で、1階の西側の壁が隣の家の1階の東側の壁になっている、2軒をいちどに建てたような建築物。その当時はそのスタイルが珍しくなかったようで、建築コストが抑えられ、購入者も金銭面でお得感があるように思えて不便や不満もなく購入したケースが多いと思う。

今となってはアパートでもないのにボロい壁1枚が隣家との境になっているのは生活音は気になるし、劣化や破損などの不具合があっても気軽に修理できないしで、日本人の私としてはストレスを感じている。多少狭くなってもいいから家を独立させたい。が、修理屋に頼んでも満足できるかたちにならないのは想像できるから無駄なアクションは起こさないでいる。


タイでは一昨年あたりからは塗装料で断熱効果のあるものが出回り始めたので、かなり気になっている。

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改装が無理ならひとまず塗装でごまかそうかと。見た目の問題もあるけれど、1年をとおして直射日光が当たる壁は劣化もするし日中の日差しで蓄熱してしまって夜はエアコンを10カ月くらい使う状況で電気代が馬鹿にならないので、塗装で電気代が多少でも抑えられればいいな、というところ。
タイミング良くオットの前妻の家は昨年その塗装料で外壁を塗っていたので電気代がどうなったか聞いてみたい。
塗料の効果があるようなら南側の外壁と、ついでに内壁にも塗ってしまいたい。


内装は過去にオットのセンスで取り付けたと思われる作り付け家具でいっぱいいっぱい。収納グッズを駆使してもう少し快適な住環境にできないかな、と思ったりもするのだけど、名案が
思い浮かばない。なので既にある戸棚の中に小さなラックでも置いて小物を整理するか、と思っても、戸棚やクローゼット自体が経年劣化で歪んでしまっていて、まっすぐな物をまっすぐに置けない。(ラックなどを置いてもその接地面が落ち着かない。)
それじゃあ開き直って『見せる収納』を目指すか、と思っても毎晩ドアや窓を閉めて生活しているのに砂埃は結構溜まるしヤモリや虫がちょくちょく出没するので食器や食材などを出しっぱなしにしておきたくない。以前は"めん棒"をキッチンの一角に立て掛けて置いておいたらヤモリが擬態のようになってくっついていた。

見せる収納がダメなら収納家具的なものを導入するとして、ワイヤーラック+バスケットのようなものなら圧迫感なく部屋に置けるかな、と思うのだけど、それだと見せる収納と同じようなことになり、カゴを置いてしまったらヤモリや虫が棲み家にしたりしそうでむしろ危険。

結局、扉や蓋がきちんと閉まる物の中に食器類や食材を入れておくのが理想的なのだけど、それだと確実に空間を占有するし・・・。

以前こんな感じの収納庫を持ち込んだ。


実際に購入したものは廃盤になっているようだけど、棚やキャビネットの上に置いて物を収納するというもの。
それでも扉まわりの僅かな隙間から小さな虫が入ってしまう可能はありそう。
でもヤモリや大きめの虫は入らない。

個人的には山崎産業とか川口工器のようなものが好きなので、こんなものはどうかとも思っている。



オットはもっとカラフルな物とかやわらかい印象の物が好きなようで、以前珪藻土のマットを持ち込んだら『工事現場みたい』と言われてしまった。
その感覚は個人のものなのか国民性なのかわからないけれど、なかなかお互いが納得できるところに行き着かない。

結局、下手に物入れを導入するよりは生活に不釣り合いなくらいの大きな冷蔵庫を買って、そこに入る物は食品、食材、開封後、未開封など関係なく何でも入れるくらいのことをするのが平和で安全に暮らせるような気がする・・・。

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