チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

それは本物なのか?

先日オットはキッチンの棚あたりでシロアリを見たというのだけど・・・。
↓この右側にある物入れスペースで。

それが本当にシロアリなのかは私には判らない。
なぜならその現場を自分の目で見て確かめたわけではないということと、テレビなどでシロアリの生態を見たことはあるけれど実物のシロアリというものを見たことがないので何と言うか私の中では想像上の生き物と同じような感覚というか。
それに現場はタイなので日本とは事情が違うかもしれないし、いつだったかチェンマイで目にした羽蟻がそのシロアリになる虫なのかどうかも分からない。

それに日本の住宅でシロアリを見てしまったら大騒ぎするところだけど、チェンマイの家は木でできている部分はかなり限られていて、1階の床はすべてタイル張りだし、たぶん柱も鉄筋+コンクリート
思い当たる木の部分はドアと窓枠と階段の床。それと2階の床もそうだけれど、いきなり2階に住み着くことはないのではないかと思う。
オットの家の構造はこんな感じなはず。

ところが1階増築部分のキッチンは、作り付けの流し台や棚がなぜか木造で、さすがにシンクはプラスチックのような素材の物を嵌め込んであるのだけど周りは木。

こんな木造の物体はシロアリの住宅に最適だわ~、と思っていたのだけど、ついに発見されてしまったのかも。

オットが住宅を購入してから暫くは定期的に業者に頼んで床下に薬剤を入れてもらっていたというのだけど、家の構造的に床のタイルに穴を開けなくてはならないしお金もかかるということで、いつしかそれをしなくなってしまったらしい。
それは金銭的な事情があるから仕方ないとしても、ヨリミチが謎に思うのは、なぜ水まわりの設備が軟らかそうな木でできているのかということ。設置してから20年以上経っていると思うのだけど、むしろ今までシロアリに発見されなかったことのほうが奇跡。


オットがシロアリと言っている虫が本当にシロアリなのかどうかはわからないのだけど、取り敢えず棚の中の物を全て外に出して避難させ、殺虫スプレーみたいなものを1缶使って駆除したらしい。
そして引き出しは天日で干したとか。

私としてはそのスプレーがシロアリ用だったのか確かめたいところなのだけど、オットにそんなことを言ったら『僕を信じてくれないのっ?!』とヘソを曲げそうだし、そもそもオットが見た虫も、本当にシロアリだったのかという疑問もある。

そんなわけでスプレーを空にしてしまったので、翌日オットはスーパーマーケットで殺虫スプレーを買って来た。それがラベンダーの香りだというのだけど・・・それって効くのか?
というか、ヨリミチとしてはわざわざラベンダーの香りを付けられても反って気持ち悪いので、殺虫剤は殺虫剤の臭いで良いのだけど・・・。


増築部分の壁は向こう側の家と共用(おそらく向こう側の住人と話し合ってお互いに境界線まで拡張した)なので私個人としては不便に思っていることもあるし、多少狭くなっても良いので隣の家とは壁を分離したい。
その壁は雨漏りもするので、大々的に工事をして雨漏りのストレスからも解放されたいし。
オットが懲りずに買っている宝くじが当たったらキッチンの縮小工事をしたいと思っているのだけど、縮小するということは共用壁に沿って取り付けられている木造棚を撤去することが必須なので、もしかしたらこの害虫騒動が工事に踏み切るきっかけになるかもしれない。

ところでオットはスプレーで対抗したのだけど、それだとヤモリにも被害が及びそうで心配。
こういうものならヤモリに害はないのかな。


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