タイ人と日本人が結婚することになり、日本で先に手続きをするケースの話。
私が日本から戸籍謄本を持ってチェンマイに渡り、その戸籍謄本をもとに日本領事館で英文に翻訳してもらう依頼をしたのが前回までの内容。
とにかく時間がないことを想定して早め早めに動くことにしたのだけど、私は微熱続きで結構投げやり。
申請時に引換証を受け取るのだけど、そこに受け取り指定日時が書いてある。
受け取った書類を持って、次は翻訳業者に行かなくてはならないのでややフライング気味に領事館の敷地に到着し、少し時間を潰す。
チェンマイの日本総領事館はオフィスビルのような建物の中に入っているので、わかりにくいような、わかりやすいような。しかし領事館の入り口にたどり着けば一般人が立ち入れるスペースはかなりこぢんまりしているので迷いようがない。
ドアの内側には番号札発券機があるのでボタンを押して番号札を出す。しかしそのとき、ロール紙が詰まっていたのか機械の不具合だったのか、なかなか番号札が出てこなかったので何度かボタンを押してしまったら、そのせいで何度も何度も『○番のかた、○番の窓口へどうぞ』と呼び出し音声が流れることに。私とオットは平謝り。
それで受け取ったのが領事館発行の英訳された婚姻証明書。
申請料は380バーツということだったのでお釣りのないように支払い、さて、次は翻訳業者に・・・と思ったら、婚姻証明書に書いてある申請料は340バーツ。
この差額って何?
と思ってオットに領収書と婚姻証明書を見せながら聞いてみたら、『そんなことはいいから次のところに行くよ!』と言う。
もしもここが日本だったらこの差額は何なのか確かめに窓口に戻るところだけど、ここはタイ。お役人に歯向かってはいけないのだ。
なんだかモヤモヤした気持ちのまま、不機嫌になってオットについて行った。
ただでさえ微熱続きでイライラしているのに・・・。
- ユル~く続く -