チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

感覚の違い

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前回の記事の続きのような話で、日本で物を買ってタイに持ち込む、ということについて。

チェンマイの家はオットが30年くらい前に購入した建て売りスタイルで、家財道具もその頃に調達したものが多い。寝室や2階の部屋のカーテンもきっとそのパターンで、その当時はオットは金回りが良かったので、当時としては質の良い物を買えたようだ。

で、物の使い方も丁寧なので物持ちが良く、そのカーテンを今でも使っている。

しかし何十年も洗濯をしながら使っているので、目立つ汚れはないものの、生地が薄くなってきているような。

それに当時は素晴らしい遮光具合だったかもしれないけど、それは日本でいう『遮光』ではなくて、今となっては『遮光を目指した当時のタイの最新技術で製造したカーテン』くらいのもの。

実際、昼間にカーテンを閉めても薄暗くしかならないし、夜は夜で外から見れば『あの部屋、誰かいるね』というのがわかる。西陽が当たる部屋はずっとカーテンを閉めていても熱が籠ってしまって、夜はその籠った熱がカーテンの効果で逃げていかないので季節によっては夜明けまで熱いまま。

最近、タイのホームセンターに遮光カーテンが並んでいて、それを見たオットが世紀の大発見!のような興奮ぶりだったのだけど、そのホームセンターはB級品のようなものを大量に扱うお店なので、そのカーテンの性能もよくわからない。そして使えるカーテンポールにも制限があったので購入には至らず、『チェンマイでも遮光カーテンを買えるのね』という市場調査で終わった。

チェンマイでも数少ないインテリアショップなどでは遮光カーテンを扱っているのだろうけど、値段がかなり高そう。それなら日本で売られている見切り品のような物を買って持ち込むほうが合理的だと思うのだけど、私としてはグレーとか生成やベージュのような落ち着いた色味のものを取り付けたい。

というのは、チェンマイの家の内装は何というか纏まりがないというのか、もともとのこぢんまりした建て売り住宅に家具や部屋を建て付けた感が溢れていて(現在のキッチンと寝室はそれぞれ建て増した部屋)、今以上に色や模様を増やしたくないのだ。なので以前珪藻土のバスマットを持ち込んだときに薄いグレーの物にしたらオットは『そこだけ工事現場みたいでつまらないから次は色のあるやつにして』と言ったのだ。

そのへんはタイ人の一般的な感覚なのか、それともオットの年代の感覚なのか、はたまた個人的な感覚なのかはわからないけど、オットはとにかく色がほしいらしい。

なのでもしもカーテンを持ち込むことになったときには薄い黄緑あたりにしようかな、と思っている。

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