チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

Tシャツ考

私はタイにいるときは基本的にコットンのTシャツを着ている。日本でも夏場はそう。
なぜなら汗かき体質なので、ポリエステルの混紡だとシャツの中がジメジメしてしまって気持ち悪いのだ。まあ、コットンのシャツだと汗が滲みてしまって格好悪いという難点はあるのだけど、汗滲みが目立たない色のシャツを着るとか、1日に2回くらい着替えるとか、そういう手段で乗り切ればいいやと思っている。

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で、画像のTシャツ。
紺と赤白ボーダーのシャツはオットの親戚とサメット島に旅行に行ったときにその手前のラヨーンという町(サメット島に渡る船着き場がある)でオットのお姉さんが買ってくれた。町の名前が入ったシャツを何種類も積んであるバイク屋台のお店がちょうど売りに来ていて、旅の主催者だったお姉さんはそのときの参加者全員に買ってくれた。柄はいろいろあったので、各自好きなものを選んで。それで、タイ人はTシャツの袖を折り返して着るのがスタンダードのようで、私が袖を伸ばして着ていたら『こうするのよ』と言って直されてしまった。
でも私としては折り返したときに表に出る部分の縫い糸が気に入らないのでお姉さんの前でなければ袖を伸ばしている。
靴下もしかりで、学生のソックスは足首のところで折り返して履くような仕様になっている。
タイにはタイ人の『普通』があって、今では減ってきているものの、Tシャツにもアイロンをかけてピシッと線を入れるのはわりと普通らしい。

それから、もう1枚のほうのTシャツ。
これはオットが宝くじを買ったお店で、宝くじを買うとそのお店独自のくじにも参加させてくれて(参加券に名前と電話番号を書いて抽選箱に入れる)、特賞は車とかバイクなんていうのもあるのだけど、あるときオットに電話がかかってきたので何が当たったのかと思ったらTシャツだったと。
もらったオットは『恥ずかしくて着られない』と言って強引に私に譲ってくれた。『外国人が着ていればヘンじゃないから』とか言って。きっとこれはおかしな日本語のロゴが入ったTシャツを日本人以外の人が着るのと同じことなんだな。というわけで、私の持ち物になってしまった。
サイズは選べたのか選べなかったのかわからないのだけど、このシャツはLサイズ。首のところの黒いタグに『L』と書いてあったが、何度かの洗濯で消えてしまった。
素材は不明だけど、綿100%ではなさそう。着ていると地味~に暑い。そして胸と背中には宝くじ屋の宣伝と電話番号のプリント。

何度か着たけれどさすがに暑いので、盛夏を過ぎた日本で着るために、今年の春にタイから戻るときの荷物の中に入れた。今頃の時期でも長袖カットソーの上に着たりするのにちょうど良い大きさで、涼しくなってからもそれなりに活躍してくれたけど、そろそろタンスの奥にしまおうかな、という季節になってきた。

タイにもコットン100%のTシャツはあるにはあるが、形やサイズ感やコストなど、だいたいが何かで妥協することになる。なので日常着は日本で買った物をタイに運び込むことが多い。

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