チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

たまごっちから犬へ

4年くらい前、オットの親戚と3泊くらいの旅行をした。
オットのお姉さんと従姉妹、そのパートナーや娘といったメンバーで、バンにぎゅうぎゅう詰めになってバンコクの南東方面のラヨーンという町まで。
皆さんは気心の知れた間柄というか、全員がきょうだいのような感じで、車内でいろいろな話をしてにぎやかに過ごしているのだけど、ときどき喧嘩もしている。

その中の1人が私のことを『たまごっちみたいね』と言った。
どういうことかと思ったら、『あっちに行きましょうね~』と言えばトコトコついて来て、『お昼ごはんを食べましょうね~』と言えばむしゃむしゃ食べて、文句を言うこともなくみんなと一緒にいるから、ということ。
そう言われても、この面々だとタイ語ではなくチェンマイ語で白熱して喋るので、タイ語でさえ難解なのにますますわからない言葉で私の入る隙はあるはずもなく、ただそこにいるだけ、のようになっているだけ。言葉がわからないから当然文句も言わない。
そして私の身体の7割くらいは好奇心でできているので、あっちに行くと言われれば行ってみたくなるし、あれを食べようと言われればとにかく食べてみる、それだけのこと。
なのだけど、お姉さんのなかの1人はかなりの偏食家で、野菜は食べない、魚もダメ。肉を使った料理でも、自分が不味いと思えば食べるのをやめてしまうという人なので、長姉に言わせると『あのタイ人よりこの日本人のほうが一緒にいてラクだわ』なんてことに。

その当時『たまごっち』だった私も、最近はタイ人どうしの会話でも、どんなことを話しているのかは何となくわかるようになった。
オットに言わせれば『犬みたい』なんだそうで。
言葉は発しないけど、話している人のほうを見て、『ふんふん、ふんふん』と言っているような感じなのだそう。

さて、犬の次は何を目指せばいいのだろう。
オウムとかインコか?!

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