チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

リクルートカード(JCB)の海外旅行保険

そろそろクレジットカードの自動付帯と利用付帯の海外旅行保険の期限がくるので、他のクレジットカード(リクルートカード)の『現地で公共交通機関の支払いに利用』して有効になる保険を発動させようと思っていたのだけど、チェンマイって選択肢が究極すぎて困った。

国鉄の駅で調べたら、クレジットカード利用は500バーツ以上で可能。但し往復切符というものはないらしい。しかも電車の料金が安いので、2等列車で6時間くらい乗るような場所じゃないと500バーツを越えない。チェンマイから340キロくらいのピッサヌロークという街あたり。そこにはタイでいちばん美しいといわれる仏像があるらしいのだけど、残念ながらわたしは遺跡・寺院観光が好きというわけではない。電車で6時間というだけでも辛いのに、電車はときどき起こる事故やトラブルで2時間遅れるなんてことはザラだし、最悪の場合は運行中止。そして何ヵ月も工事。タイの線路は幹線道路沿いではない区間が多いので、何かあったときにはどうやって避難したらよいのやら。まあ、そのときは他の乗客と行動を共にするのだろうけど。

では長距離バスだとどうかというと、2020年1月の時点で、バスターミナルのチケット売り場窓口では現金でしか払えない。が、インターネット予約ならカード支払いができると言われた。
バスでの行き先で、比較的近い場所でチェンラーイという手もあるが、チェンラーイにはこれまで何度か行ったし、チェンラーイのバスターミナルは街外れにあるので、そこからチェンラーイ市内やミャンマーとの国境の街メーサイ、対岸がラオスのゴールデントライアングルなど、どこに行くにしてもそこから乗り合いバスなどを使わなくてはならない。それに、チェンマイ・チェンラーイを結ぶ道路は数年前からかなりの区間を工事中で、以前なら4時間で行けたところを今は5~6時間かけなければならない。しかも赤土の山道なのでスリップ事故が起こりやすい。それに近年はそのあたりが震源地震がときどき発生しているので、それも心配。地震そのものが嫌だというのではなく、地震でタイ人運転手がパニックを起こして、その結果の事故というのが想像できるから。
それではバスでチェンマイから北西のメーホンソンはというと、250バーツで行けるが6時間コース。しかもそこは山の中の盆地なので、何百というつづら折りの急カーブを登りながら目指す。日光の紅葉坂が延々と続くイメージ。夜行大型バスもあるが、車両が大型だと脱輪の心配がある。昼間のミニバンは10人乗り程度なので事故の心配は少ないが、乗客は大柄な西洋人がほとんどで喫煙者が多いかもしれないし、喫煙後の吐息やら体臭やら香水やらいろんな匂いが車内に充満しそう。おまけに前述のつづら折りロードなので誰かが車に酔ったりしたら・・・と考えると下車する頃には顔面蒼白、なんてこともなきにしもあらず。そうなったらせっかくの場所なのに観光どころではない。

ただでさえ地上の移動手段での事故が多い国なのに、その他のアクシデントも想像すると、どれを選ぶのもすべて外れくじのような気がしてくる。
結局、空路でバンコク、というのがいちばん安全で確実。値段は張るが日帰りも可能だし。

近隣国のラオスベトナムカンボジアなどに小旅行しても保険開始の条件に当てはまるとは思うけど、今回はビザの関係で出入国のない旅をする必要があったので、国をまたぐことは考えなかった。

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