チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

姉として思うこと

ヨリミチは妹と2人姉妹で、庶民的な家庭で育った。
家族は両親とこども2人という核家族
なので普段の躾は親が中心。母は専業主婦だったので家事や子育てはほぼ母が担ってきたわけだけど・・・

2人姉妹の性格というか性質はほぼ正反対。
それは今でもそんな感じ。

昔からヨリミチはケチな気質で、水や電気をいかに切り詰めて使うか、のようなところがあった。

なので2槽式の洗濯機を使っていたときは注水すすぎが結構ストレスで、注水の目安量を越えて蛇口が開いていると、ある高さの穴から水が出てくるのだけど、その穴から水が溢れないギリギリのところになるように蛇口の開き具合を調節していた。

けれども妹はそんなことはお構いなし。

自分の気分で『このくらいかな』みたいなところまで蛇口をひねるので常に水が溢れていた。

多分ヨリミチは妹に何度もそれを指摘して『溢れないように使ってよ』と言っていたと思うのだけど、妹の態度が改まらないのであるとき母に『妹はいつも水を無駄にしているのだからお母さんからも注意してよ』と言った。

すると母は『そうね』ではなく『あなた(ヨリミチ)は細かいんだから~』と、まるでこちらが間違っているかのような反応だった。

そのあたりからヨリミチは母は『こちら側』ではないと思うようになった。というか、割り切ることにした。

で、妹はヨリミチよりも早く結婚して、子どもを3人もうけていちばん上は二十歳になった。

その二十歳の甥は一昨年からヨリミチ実家で生活しているのだけど、彼が通ったところはだいたいこんなふうになっている。↓

ヨリミチが『点けた電気は消す!』とか『居間に長居するなら階段の電気は要らない!』と言っても翌々日にはまたこんなことになっている。

甥の実家(つまり妹の家)ではこれが許されていたのか、それとも祖父母宅で甘えの気持ちがこのような形になって表れているのかわからないけれど、とにかく甥がどこを歩いたのかというのは電気を見ればすぐに判るような状態。

母(甥にとっては祖母)はこれに気付いているのかいないのか、注意しているのを見たことがない。でも孫がかわいくて許してしまっているのならそれは間違いだと思うし、妹(母にとっての次女)の家族が日常的にそういう行動をしているのだとすれば、母の躾がなってなかったということかもしれない。

ずっと前、妹の子どもたちが小学生だったときに祖父母宅に泊まりに来て、そのときにティッシュをバババッと猛スピードで3枚取って鼻をかんだ。

それを見たヨリミチは子供が鼻をかむのにティッシュ3枚?!取りすぎじゃない?!と思ったのだけど、どうも子どもたちの家では父親(ヨリミチの義弟)がそうしているようで、彼らには『ティッシュ3枚』というのは普通のことだった。でもティッシュ3枚って・・・とモヤモヤしていたら、ヨリミチの父が『みんな(孫たち)は1枚でできるでしょ?』と言って、それから甥姪は祖父母宅では『ティッシュ1枚』ということになった。(自分の家でどうしているかは知らない。)

妹の家では子どもたちがそれなりに成長して大学生になったり大学進学を視野に入れた生活をするようになったりしているのだけど、奨学金についてもわりと真剣に考えているようで・・・。

たしかに昔に比べて奨学金の種類が増えて身近なものにはなったけれど、でも奨学金ありきで進学を考えるのってどうなの?・・・と思ってしまうわけで。

もちろん階段の電気代だけで奨学金の金額になるわけではないけれど、妹の家で今まで消費してきたさまざまなもので、もっと絞れるものがあったんじゃないかな、とケチな姉は思ってしまうのだ。

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