チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

ヨリミチ実家のとろろ論

お正月に撮った画像の内容なので時期外れのような気もするのだけど、ヨリミチ実家では1月2日はとろろご飯を食べる。
物心がついてから、多分ずっとそうだったので日本全国そういうものなのかと思っていたのだけど、どうやらそれは父の出身地の習慣というところが強いらしく、母が姑から教わったものなのかもしれない。
ヨリミチの幼少期は年末年始を父の実家で過ごすことが多かったので、母が結婚してからのお正月はそちらの習慣がデフォルトになったのだろう。

ただ、祖母のとろろがどういうふうだったかは覚えていないのだけど、母のとろろは芋だけでなく、大根おろしも混ぜてある。
あるときそれを友達のお母さんに言ったら、そのお母さんは意識高い系の人で『あらまあ、それじゃあアミラーゼがダブルになって凄いわねぇ』という反応をされた。
アミラーゼというのは消化を助ける成分なのだそうで、友達のお母さんは『その組み合わせって最強じゃない!』と言ってくれたのだけど、ヨリミチの母はそういうことは考えておらず、単なるかさ増しとか、芋だけだと少し硬いから大根おろしでゆるめる目的で混ぜているはず。

今年はヨリミチの従弟妹が来たときにもとろろ芋を出したら、彼らも『へ~ぇ、大根おろしが入ってるの?』と言いながら食べていた。

そんなわけで、お正月には必ずとろろ芋を食すのは長野県方式なのだけど、お米は母の故郷の魚沼産。

ヨリミチはとろろご飯が好きなのだけど、もしかしたらそれはお米がコシヒカリだからかもしれない。

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