チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

まわりに怪我人が多い

コロナ禍のため人と会うのを極力控える生活をしているので必然的に人との接点も減るわけなのだけど、そんな中でもヨリミチと日常的に接している数少ない人々のうちで時を同じくして整形外科(のようなところ)に行った人が2人。
オットと母。


オットは左腕が痺れる感じがするといって、ある日の朝イチで病院に向かった。
もしや、脳梗塞とか?!とちょっと焦ったのだけど、よく話を聞いてみたら先月あたりから違和感はあったということで、首から始まって左の手首まで神経に沿って痺れている(タイ人の話す日本語なので正確な症状は違うかもしれない)のだそうで、それなら頸椎の位置がよろしくなくて神経に触っているのだろうというヨリミチ的想像。
私がそう思ってもオットにそれを正確に伝えられる自信はないし、立った姿勢での前屈ストレッチで首を伸ばせば症状は軽減しそうな気はするのだけど、電話での遠隔操作でオットを私の思ったとおりに動かせるとも思えないのでストレッチについては何も言わないでおいた。下手に身体を動かしてますますおかしなことになっても困るので。

それでオットはいつもの病院に行き、レントゲンを撮ってから医者の診察を受けた。
医者は若い男性だったそうで、オットの首や腕には指1本触れることなく『年齢が年齢なので仕方ないですね。首の骨が少しずれているので神経に影響して腕が痺れているのでしょう。薬を出します。』で終わったそうな。

日本にもそういう医者はいるけれど、オットは『腕も触らない、首も触らないでレントゲンの写真だけ見て終わりました』と不満げ。
まあ、レントゲンで原因とおぼしきところがはっきりしているのならそれでも良いのではないだろうかと思うのだけど。

私が疑問だったのはその後のことで、オットは『薬をたくさんもらいました』といって画像を送ってきた。
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薬は4種類で、痛み止めというか筋肉をリラックスさせる薬と睡眠導入剤のようなものらしい。
服用のタイミングがいろいろあるので食事の直後だったり、適度に食後だったり、寝る前だったり、1日中薬のことを考えながら生活することになりそう。

それでオットに『薬は何日分ですか?』と聞いたら薬によって違うようで、1週間分ありそうな物とか10日分ありそうな物とか。まあ、薬の種類によって服用期間が違うのかもしれないけれど、バラバラな日数分で出されても、痛みが引かなくて次に通院した場合に薬の管理が大変になりそうな気がするのは私だけではないはず。
しかも『次は○日後に来て下さい』でもなければ『薬を飲み切る頃に来て下さい』でもないし『症状が変わらなければまた来て下さい』でもない。
そのへんを確認しないオットもオットだけれど、薬を出してさようなら状態の医者も医者だなぁ、なんて思ってしまった。

その病院はリハビリのようなことをやる科もある病院なのだから首を引っ張る器具のような物もあると思うので、そちらの科を紹介するとか、そこまでしなくても提案するくらいしてもよさそうなものなのに。
私が現場にいればオットに勧めるところだけど、薬をもらっただけで引き下がるオットもオットだよなぁ・・・。

オットと病気や怪我の話をするときにお役立ちな本

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(今回は図にお世話になったが、病院で使える単語や例文がたくさん載っている)


そんなことがあった日に、実家では母が足首を捻挫した。
その日の午前中は身体のメンテナンスのために接骨院に行ってきた母が、午後に捻挫。
掃除機をかけていて、その掃除機をまたいで反対側に行こうとしたら掃除機に引っ掛かり、コキッ!といってしまったとのこと。
結構痛そうだったので母に『また接骨院に行ったら?』と言ったのだけど、『朝に行ったのに午後にも行くなんて恥ずかしい』と言って痛みに耐えていた。
コキッ!というのは立派な怪我なのだからすぐに診てもらえばいいものを、接骨院に行くのが面倒なのか楽観的すぎるのか、それからも掃除の続きをして夜は保冷剤で冷やしていた。
そして翌日に接骨院に行ったわけなのだけど、先生からは『朝に来ていても怪我をしたなら夕方にも来て下さいっ!』と言われるし『掃除の続きなんかしないでじっとしていて下さい』と言われるし。

で、足首を包帯で固定された母は帰りにスーパーマーケットで食材の買い出し。
普段はカゴを持って売場を歩くのだけど、この日はカートを杖代わりにして。
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楽観的というのは悪いことだとは思わないけれど、それが良いほうに働くことなら正解だけど、そうではない場合は自分(もしくは誰か)の身に危険が及ぶことになりかねないのだから、そのへんの判断はしっかりしてほしい・・・。
これは正常性バイアスの一種なのだろうけど、母にはそういう面がありすぎておそろしい。
という意味では父や私では母をそのバイアスから抜け出させることは難しいのだけど、甥が生活を共にすることで母の意識が変わればいいな、と思っている。

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