チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

終戦記念日だから、という記事ではない

昨日は自分の持ち物を少し減らそうと思い立ち、というか3月に急いで整理しようとした引き出しの中身が時間切れで中途半端になっていてのでそれを片付けるということで中身を移しておいた箱を開けた。
約半年でその箱から物を取り出して使うこともあったのだけど、使わなかった物のほうが断然多い。存在を忘れていたわけではなく、捨てる踏ん切りがつかなかったというほうが近いのだけど、私としては箱ごと捨てるというよりは、やはり中身をひとつひとつ確認しながら処分したい。
そんなわけで『手紙』の部類に着手した。

私はかなり筆まめだった人で、友達や先生に結構手紙を出していた。なので返ってくる手紙も多かったし、小中学生のときは旅行したらそこで絵葉書を買ったりした。出先からそのハガキを出すこともあったし、自分の思い出とか記念のために持ち帰ることもあった。
なのでもらった手紙類や自分で買った絵葉書など、かなりの量があった。

その中には靖国神社の絵葉書も。

この絵葉書を発掘したので『終戦記念日に画像を載せよう』と思ったことは確かだけれど、だからと言って戦争についての思いを書こうとは思わなかった。

靖国神社に行ったことは私にして珍しく鮮明な記憶が残っていないのだけど、多分小学校高学年か中学生のときに祖母、母、妹と行ったのだと思う。そこに父がいたかどうかは覚えていない。
でもそこに行った祖母は父方の祖母だったし、父の父親(つまりヨリミチの祖父)は戦死しているので祖母の希望で靖国神社に行っているはずで、祖母が父に『お前の父さんのお参りに行くよ』と言って皆で行くことになったと思うのだけど、なぜか覚えていない。
ただ、乗ったら帰って来られない飛行機や人間が乗り込む仕様の兵器の模型のようなものを見て息を飲んだことは覚えている。
そしてそこでもお約束の絵葉書を買ったのだけど・・・

家に帰って引き出しにしまっておいたら、飼っていたハムスターに侵入されてケースの端を噛られてしまった。
まあ、ハムスターに噛られたことも含めてヨリミチの歴史だな、ということ。

そんな絵葉書もあったし、あとは妙にバブリーなデザインのレターセットの手紙も発見。

送ってくれたのは今でも交流のある友人なのだけど、彼女もこんなレターセットを使っていたなんて覚えていないんだろうなぁ、と思ったり。
こういうデザインの手紙を受け取っていたということは、自分もバブル感満載のレターセットで手紙を出していたと思われ・・・。
しかも書いてある内容が結構なんでもない普通の出来事だったりして、LINE とかメールが普及する前はこんなふうに手紙で連絡していたんだっけ・・・と少し懐かしくなった。

それと、こんなハガキも。

これは友達が『最近どうですか?(元気ですか?)今度食事にでも行ってお喋りしましょう』という日常の連絡で送ってくれたもの。
内容はもう取っておく必要のないものなのだけど、裏の絵がかわいいのでこれはフレームにでも入れてしばらく飾っておこうと思う。

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