チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットに『遺書』を送る

オットとの会話の中でときどき遺書という言葉が出てくる。
が、それは我々夫婦が遺書が必要になる深刻なものを抱えているということではなくて、たまたま最近の会話の中で遺書関連のことが多かった、というだけの話。

オットも『遺書』という言葉を普段そんなに使うことはないので、オットにとっての外国語の『遺書』がその会話の中で使う言葉として正しいのかどうかが不安になることがあるらしい。センシティブな言葉だけに、さすがにオットも気になるようで。

それで私に『イショだよね?』と確認するのだけど、その前にオットが自分で思った言葉を辞書で調べたら『遺言(いごん)』と載っていたとのことで、それは遺書とどう違うの?という質問もされた。

日本人どうしの会話でも遺書、遺言(ゆいごん)、遺言書(ゆいごんしょ)、遺言状(ゆいごんじょう)と言うこともあるし、だけど遺書と遺言書には明確な違いがあって、遺書は死が迫っている状態にある人が自分の思いを残すために書くもの、遺言書は自分の死を想定し、その後の財産分与など相続についての指示書のようなもの、らしい。(とは言ってもそれらは私の受けたイメージなので、正確なことを知りたい場合は読者さまご自身でお調べ下さい。)

でもタイ語でこのように明らかな区別をしたそれぞれの言葉があるのか私にはわからない。
が、取り敢えずオットから聞かれているのは『遺書』という単語についてなのだけど、ここでまた難しいのがタイ人の骨格や発声方法だと『遺書』なのか『辞書』なのか判りづらいということ。
タイ人どうしなら聞き分けられるのかもしれないけれど、JI の発音が明確な『じ』の人もいれば『い』に近い音で発声する人もいて、タイでもメジャーな調味料『味の素』が『アイノモト』と聞こえたりもする。

こうなるとオットが『遺書』のことを言っているのか『辞書』のことを言っているのかその瞬間には判らないこともある。でも最近のオットは遺書のことを知りたいことが多く、『イショを見たけどわからなかった』という発言もあったのだけど、それはイショではなくて、ジショ(辞書)。
もう、紛らわしいったらありゃしない。

それで、オットの思っている『遺書』は日本語では上記のとおり色々な種類があるのでオットにも区別の仕方を知っておいてもらって損はないとは思うのだけど、説明したところで使う場面がなければ記憶が曖昧になって間違って使ってしまうかもしれない。なので今のところは全てのものを『遺書』として会話をしている。

が、オットが辞書で調べたときに『遺言(いごん)』として目に入ったことで、『あれ?「いしょ」だっけ?それとも・・・』と既に迷うことが何度かあった。

なので私が持っている小さな辞典で『遺書』をひき、それを撮ったものをオットに送った。

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↓使った辞典はコレ

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字は小さいのだけどフォントがはっきりしているので見やすい。

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