チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

知らぬが仏

オットの姪と姪の彼とその娘について、最近はなんだか円満ではないような話を聞いた。
その『円満ではない』のは姪と彼なのではなくて、姪と彼が円満なので彼の娘がやきもちを焼いているというのか、娘といっても年の頃はアラサーなので立派な大人なのだけど、幼少期の体験によって精神的に不安定なところがあるのでその症状が大きくなっているというか。

娘の年齢なら友達でも子供がいる人も多いだろうし、娘のように独身でももう親に依存する年齢でもないと思うのだけど、娘としては『自分の父が彼女(オットの姪)に取られてしまった』という感情を抑えきれないようで、姪の関係で繋がっていた Facebook の友達をほぼすべて解除した。もちろん私のことも。
私自身は解除されたことに執着する気はないけれど、フェイスブックフレンドになったのは娘からのリクエストによるものだった。それを考えると勝手に友達になりましょうと言ってきて勝手に断ち切るのはあまりにも子供っぽくて『ああ、そうですか』という感じ。

なぜ娘が『父を取られた』と思ったのかというと、最近は父が彼女(姪)の住む街に週末ごとに行くようになって、以前のように自分をかまってくれなくなったから。
そしてなぜ彼(娘の父)が毎週のように彼女(姪)のところに行くのかというと、昨年までは姪は母親(オットの姉)と同居していたのだけど、今年の夏あたりから母親はチェンマイの自宅に戻り、姪は引き続き職場の社宅がある隣街で生活しているので、彼は姪とふたりの時間を持てるようになったということで足しげく通っているのだろう。

オットの姉が隣街で娘と住んでいたときはチェンマイから親戚一同と彼の娘も一緒に隣街に遊びに行っていて、オットの姉も自分の娘の娘(くだけた言い方をすれば孫ということになる)をかわいいかわいいと言っていたものだけど、彼の娘が今のような精神状態になってからは『あの子は性格が悪い子よ』などと言うようになり、あまりよろしくない。

ヨリミチ的思考では、オットの姉が自宅に戻ったことで姪の身が自由になって、そこに彼が遊びに行っている状態なのだから、オットの姉は彼の娘には『淋しいかもしれないけどあなたも大人なのだし、お父さんの幸せを願ってあげなさい。私はあなたのことを本当の孫だと思っているから安心してね』と言ってあげればいいのに、と思ってしまう。
そうでなかったら、自分(姉)の娘が交際相手とハッピーに過ごせば過ごすほど、彼の娘はますます疎外感に苛まれてしまうのでは・・・?
半分はオットの姉の行動が発端になっているように見えるのだけど、本人はそれに気づいていないようだし。
そして娘の(義理の)娘がフェイスブックフレンドを解除したことで『あの子は悪い子よ』なんて周りに吹き込むのは彼の娘がちょっと気の毒。

ま、私は4000キロの彼方にいるし、言葉もわからないから触らぬ神に祟りなしというか知らぬが仏というか。
でも次にチェンマイに行くときまでに彼らの関係がどうなっているのか気にはなるし、オットに探りを入れないと現地で失言しそうな気もするし。

彼の娘に精神的にケアが必要なことはずっと前からわかっていたことなのだから、オットの姪が巧く立ち回ってみんなが良い関係に戻れればいちばん良いのだけど・・・。

またみんなでテーブルを囲める日が来るといいな。
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というか、私はまだそのテーブルに着いたことがないぞ。
私がチェンマイに行くまでにこの問題が解決していれば、私は何も知らなかったふりをして仲間に加わるつもりでいる。

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