チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

金の切れ目が縁の切れ目

タイ人と日本人の関係が続くとか続かないとか、特に片側からの恋愛感情が暴走すると周囲からそういう言葉を持ち出されることがあるけれど、あるときオットから『僕のiPhoneでその言葉が出せません』と言われて、私が日本語のフレーズを LINE で送ることになった。

それと同時にオットが自分で打ち込んだ言葉を私に送ってくれたのだけど・・・

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おい、オット!

金の切れ目が円の切れ目

って、前半と後半が同じことになっていて何の訓示にも比喩にも説明にもなっていないじゃないか!
日本語ができる外国人にとっては『金(かね) = 円』ということで、『円』が正しい漢字だと思ってしまうのかもしれないけれど、これでは文の意味がわからない。

だけどオットは『お金がなくなったら何もかもがそこでおしまい』のように理解していたのかな・・・。

LINE で文字を伝える前に、『タイ人の女と日本人の男だけの話じゃなくて、たとえば友達どうしでもお金を貸したりあげたりしなくなったら来なくなっちゃう人とか、そういうことも言うことがあります』と言ったのだけど、『えん』を縁ではなくて円だと思っている人にこの説明は伝わらなかったかもしれない。

幸いなことにオットの身近なところで『金の切れ目が縁の切れ目』になった人がいなかったから学習できなかっただけかもしれないが・・・。

でも、私は思い出した。
金の切れ目はなかったけれど縁が切れた人を。

オットがその日本人とどのように知り合ったのかは忘れてしまったが、その人はあるタイ人女性に好意を抱いていたようで、チェンマイに行くたびに彼女に会っていた。偶然オットは彼女と顔見知りだったので、それを知った男性から協力を要請された(?!)こともあったのだけど・・・

私はあまり深いところまで話を知らなかったので、てっきり彼女はその日本人男性自身に好意を持っているか、男性のお金を魅力に感じているのだろうと思っていたのだけど、実はそんなことはなくて、男性がどんなにお金のかかる贈り物をしても彼女はそれになびかなかった。
縁の切れ目はあったけれど、原因は金の切れ目ではなかったというか、金があろうがなかろうが、そもそも縁がなかったという話。

これではオットが『金の切れ目が縁の切れ目』を学べないわけだわ。

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