昨日、小林亜星さんの訃報が飛び込んできた。
作曲家だというのは知っていたけれど、CMソングやアニメの主題歌も数多く手掛けていた方で、小さな頃に見たアニメの主題歌も小林亜星さんが作曲したものが多く、知らず知らずのうちに生活の中に小林亜星さんの曲が存在していた。
改めて略歴などを見てみると、歌謡曲、CMソング、応援歌、主題歌など、ありとあらゆるジャンルにその名を残しているし、アニメは男の子向けのものも、女の子向けのものも手掛けていらした。
私は音楽にそれほど興味はなく、よく『音楽がない人生は意味がない』と言う人がいるけれど、私にはその気持ちはわからない。世の中に音楽がなくてもきっと私の人生には何のマイナス要素にもならない。
そんな私とは対称的に、軽~く曲を作ってしまう人がいるけれど、私にとってそれは超異次元。身近なところでは妹がそうなのだけど、同じ親から生まれたきょうだいだとは思えない。
そのように音楽に興味関心のない私ではあるのだけど、なぜか小林亜星さんのことは昔から気になっていて、実は最近も『あの人は元気なのかしら』と思っていた。
そんなところでの訃報。
過去にはドラマにも出演されていて、寺内貫太郎はハマり役だったし、裸の大将もこの人しかいないだろうというくらいの適役だった。
こうなると、作曲家という枠を飛び出して、興味とか才能とか可能性とか、そういうものを形にする職業というのが合っているような。最終的には『職業 = 小林亜星』という感じ?!
88歳という年齢が長かったのか短かったのかはわからないけれど、想像するに彼は好奇心の塊のような人だったので、その人生がつまらなかったとは思っていないだろうし、もっと長く生きていればもっと楽しいことを発見、体験していただろう。
常に好奇心を忘れずに、ということを改めて心に留めさせてくれた気がする。
合掌
↑
自分で選んだわけではないのだけど、私が使っているカップは『この木何の木』だった。