昨年、チェンマイ滞在中にビザ関係で顔写真が必要になったので、Kodakの看板を掲げている写真屋に入り、『◯◯のための写真が必要です』と言ったら写真屋も慣れたもので、細かい話をしなくてもサイズや背景を選んでくれた。
オットも一緒にいたので話はオットが進めたのだけど、数字だとか簡単なことなら私も理解でき、『その椅子に座ってください』と言われたので座ってカメラを見たら、写真屋のお兄さんが『あ、ちょっと待って。日本人ですよね?』と言った。
そうです、と返事をしたら、『日本人は耳がナントカカントカ』と言っていて、よくわからなかったのでオットのほうを見ると、『日本人は耳を出さないといけないんだって』と言う。
それまでそんなことは聞いたことがなかったし、パスポートの写真は耳は出ていないはずだし、タイで申請したビザ用の写真だってどうだったか覚えていないし、耳が出ていなかったということで指摘されたこともない。
なんだかよくわらないけれど、その写真屋では『日本人は撮影のときに耳を出すべし』となっている。まあ、その程度のことなら従っておいて損も得もないので髪を耳にかけて撮影したけれど・・・。
↑頼まなくても美白加工、シミ消しをやってくれます
『耳』といって思い出すのがオットが気に入っている言葉、『パンのみみ』。
食パンを食べていたときに私が『パンのみみがナントカカントカ』と、パンのみみのことで何かを喋ったら、オットは『え、これは「パンのみみ」っていうの?』と言って『パンのみみ』という言葉に食いついてきた。きっとタイには『パンのみみ』という言い方はなくて、パンの茶色いところ、とか、パンのまわりの固いところ、というのかもしれない。
その『パンの耳』を気に入ってしまったオットは最近、カップの持ち手のことも『耳』というようになってしまった。
たしかに、形は耳に似ているけど・・・。
ちょっと前に物珍しさでオットはダブルウォールグラスを買ったのだけど、『耳がないから使いにくい』のだそうで。
↓これを買った(私の分も)
中身はコレ
↓そしてこれをホームセンターでみつけて買った
中身はコレ(金のだし 玉子)
私は湯飲み茶碗スタイルのカップが好きなので、耳がなくても大丈夫、だな。